2009年4月28日火曜日

暗算の達人

暗算の達人
アーサー・ベンジャミン&マイケル・シャーマー 著
岩谷宏 訳
ソフトバンク クリエイティブ
2007年2月28日 初版発行
ISBN:978-4-7973-3824-9 C0041
276ページ
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Secrets of Mental Math
by Arthur Benjamin and Michael Shermer
2006
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 イマイチ。

 この本には、色々な四則計算の暗算の仕方が紹介されているが、それらは何ら珍しい手法でもなんでもない。要は、(x+a)(x-a)=x^2-a^2などの中学で出てきた公式を、実際に数字をいれてやってみようというだけだ。だから、2桁x2桁などの計算は難なく出来るし、一方で5桁x5桁になれば、もう計算しようなんて考えは起こらない。

 あるいは、計算をする時に数を丸める際、出来るだけ後の計算が楽になるような組み合わせを選ぶだの、1/8=0.125だのは、敢えて学校で習わなくとも、自分で計算をしていれば自然と工夫するレベルの話だと思う。

 そういった意味で計算の工夫とかに関して言えば、本書から得た知見は殆どないと言っていいと思う。唯一あるとすれば、平方根の開き方くらいか。これは学校では簡単に紹介だけしてまともに習ったわけではないので、これだけが今回の収穫だった(ただ、日常これを使うような生活をしていないけれど)。

 後、評価する点があるとすれば、途中の計算の手順を図解してあったこと、それによって、計算のプロセスをだいぶ追いやすくなっている点は、非常に良かったと思う(特に中盤以降は、殆ど本文は流して、各見出しとそれらの図解による説明を見ていった感じだった)。

 どうせなら、立方根の開き方とか、少しマニアックなことも載せて欲しかった気もする。

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