2009年5月9日土曜日

マグレと都市伝説 間暮(=マグレ)警部の事件簿

マグレと都市伝説 間暮(=マグレ)警部の事件簿
鯨統一郎
小学館
小学館文庫 く-2-2
2007年4月11日 初版第1刷発行
ISBN:978-4-09-408162-6 C0193
364ページ
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 鯨統一郎による間暮警部シリーズの2作目。前作「「神田川」見立て殺人」では、1話につき1曲の歌謡曲、というパターンだったが、今作では1話につき1人のヒットメドレー、加えて都市伝説というように前作よりもパワーアップしている。

 前作は雑誌に連載していたものを集めた形だったが、今作は書き下ろしになっている。ということは、この作品のスタイル、或いはテイストを気に入った読者が大勢いたのか、もしくは小学館の内部にそういった人がいたのか、その辺は分からないが多分そういうことだと思う。

 内容的には前作と同じく、ミステリというよりもコントに近いようなテイストで、前作のラストで警察を離れたはずの間暮警部と矢田貝刑事は特命刑事というよくわからない役職で出てくる。さらに、主人公?小林君の兄が出てきたり、あるいはブラックローレライというなんだか分からない組織の名前が出てくる。そして、それらの謎はほとんど説明の無いまま終わってしまう。これまた、前作と同じく気楽に読める1冊だと思う。

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