鯨統一郎
小学館
小学館文庫 く-2-3
2009年1月13日 初版第1刷発行
ISBN:978-4-09-408342-2 C0193
329ページ
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鯨統一郎によるマグレ警部シリーズの第3弾。バカミス第3弾。
第1作「「神田川」見立て殺人
前作名前だけ出てきて、最後まで謎のままで終わったブラックローレライについてもひとまず解決し、物語的にも一段落ついたので、今作で完結のような気もしないでもないが、特にそういう宣言、或いは宣伝文も見当たらないので、また1年後くらいに出るかもしれない。まあ、期待せずに待ってみようと思う。
内容としては相変わらず、ただ短編から長編へとだいぶ長くなっていることもあり、最初の導入の当たりなど少し勝手が違っている。とくに、事件にマグレ警部が関わってくるようになるまでに、100ページ以上かかっており、その間かなりの数の殺人事件が起こっている。そうそう、今作では見立て連続殺人事件になっている。その辺りも前2作よりもパワーアップしている。以後、解決までは、相変わらず歌を歌って、というパターンで進んでいく。歌う曲の数も半端ではないので1曲1曲は流し気味になっているが、細かいトリビアネタが入っていたり、というのも前と同じだ。
結局1番の謎は、このシリーズが続くのかどうか、ということか。
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