汀こるもの
講談社
講談社ノベルス ミI-04
2009年4月7日 初版第1刷発行
ISBN:978-4-06-182645-8 C0293
254ページ
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第37回メフィスト賞を獲得した「パラダイス・クローズド THANATOS」
読んでみての感想としては、ちょっと物足りないというか、大人しめだな、という印象。孤島の館での密室殺人だったり、爆発事件といった派手目な事件を扱っていたせいかもしれないし、あるいは、表向き犯人が分かっているためかもしれないし、単にこちらが慣れただけかもしれないが、この先何が起こるか分からない、という読んでいての緊張感というのは、あまり感じなかった。
前作3作目と同じく、今作も応募作品らしいが、何となく最初の2作と比べると質が落ちるというか、多少のギャップがあるように思う。ただ、1作目から割とコンスタントに作品が出ているので、その点は非常にいいと思う。
あと、それから、このシリーズここまでそれなりに主要登場人物だと思う一人がこの次以降どうなるのか、というのも少しだけ気になる。今作での1番のビッグイベントはそれか。うーん、やはり小さい気がする。
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