2009年5月18日月曜日

ZOKURANGER

ZOKURANGER
森博嗣
光文社
2009年4月25日 初版1刷発行
ISBN:978-4-334-92658-8 C0093
286ページ
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 「ZOKU(文庫)」、「ZOKUDAM(ノベルス)」に続くZOKUシリーズの第3作。

 前2作も登場する人物は同じでもそれぞれが割り振られている役、或いは物語を見る視点が異なっている、という形だったけれど、今作でも同じく同じ人物たちが登場する。さらに、今作では前2作までと違い、それぞれ1話ごとに異なった人物の視点から見ている。

 今作ZOKURANGERの舞台は大学で、品川ロミが大学に移動というか、転職してくる。そして、何やら怪しげな委員会に出ることになり、更に、活動内容もどことなく怪しくてというところからスタートする。

 タイトルから分かるように、今作でのモチーフは戦隊ものとなっている。そして、当然、例の原色のコスチュームを着用するという話になる。このコスチュームを着て何かと戦う、とかなにかの活動を行うといった大きな事件はほとんど起きないけれど、同じ事象を立場を変えてみて見ると人によってだいぶ抱いている印象が違うウというのは、ある意味では当たり前のことではあるが、面白いと思う。また、最初は嫌がっていた品川が、いつの間にか色々なことを受け入れているというのも妙にリアリティがあって面白いと思う。

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