2009年6月9日火曜日

ミレニアム2 火と戯れる女〔下〕

ミレニアム2 火と戯れる女〔下〕
スティーグ・ラーソン
ヘレンハルメ美穂・山田美明 訳
早川書房
早川書房 117240
2009年4月10日 初版印刷 /2009年4月15日初版発行
ISBN:978-4-15-209020-1 C0097
452ページ
----------
Flickan Som Lekte Med Elden
by Stieg Larsson
2006
----------

---------------
 ミレニアムシリーズ3部作の2作目の下巻。このシリーズは1冊ずつが独立した作品となっているので、2作目から読むことも可能だが、登場人物の多くは、1作目で出てきた人物ばかりだし、また、書かれている内容にしても、第1作を前提としているので、順番通りに読む方が良い。

 読んでみての感想としては、1作目よりもこちらの方が面白いと感じた。1作目が過去の事件を軸に物語が展開していたのに対し、今作では、過去のある出来事が重要な意味を持つという点はあるが、現在進行形で動いている事件が中心にあるので、緊張感という意味では前作よりもあるし、より躍動感があるように思う。

 加えて、読む側が各キャラクターがどういう人物でどういうパーソナリティであるかということを知っているというのも、前作を読んだときとは大きく異なっている。その辺りも、ほぼはじめから物語に入って行けた一つの要因かもしれない。

 とりあえず、2作目までは読んだが、次の第3作が、まだ出ていない(英語などでも2009年10月頃らしい)ので、しばらくはお預け状態になる。日本語版がいつ頃出るかはわからないが、いくつかの状況もふまえたうえで、個人的な予想では、英語などの諸外国語版とそう変わらない時期、おそらく、それより早いということはないだろうと思う。もし、英語などよりも幾らか遅れるようなら、英語ででも読むことになると思う。

--
2009年6月12日 追記
 ミレニアム三部作の3冊目の日本語訳のタイトル、発売日が発表された。

 タイトルは『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』(上・下)。英語版のタイトルが"The GIrl Who Kicked the Hornets' Nest"(=蜂の巣を蹴る少女)となっており、これまでの2冊はスウェーデン語版のタイトルではなく、英語版のタイトルにそろえていたが3冊目ではオリジナルタイトルを採用しているようだ。

 また、英語版等の発売が2009年10月ということを考えると、日本語版の7月9日というのはずいぶんと早い。うれしい誤算だった。

 詳しい情報は以下の早川書房のニュースリリース(2009年6月11日)から(あらすじなどもあり)。
早川書房のニュースリリース(2009年6月11日)のページ


--
2009年6月13日 更に追記
 早川書房の刊行予定のページを見ると、タイトルが『ミレニアム3 蜂の巣をつつく女』(上・下)となっている。どちらのタイトルが正しいかは不明。
早川書房のページ

0 件のコメント: