2009年9月22日火曜日

ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い(=ざれごとづかい)

ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い(=ざれごとづかい)
西尾維新
講談社
講談社文庫 に-32-9 西尾維新文庫
2009年6月12日 第1刷発行
ISBN:978-4-06-276389-9 C0193
605ページ
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ネコソギラジカル(上)十三階段」、「ネコソギラジカル(中)赤き征裁vs.橙なる種」に続く、ネコソギラジカルの下巻。この巻で、西尾維新の戯言シリーズの文庫化も一段落。

どの巻だったか忘れたが(第1冊目だっけ?)、作者があとがきで文庫化に際しての修正は基本的にしていない、と書いていたが、改めて1冊目から読んでみて、全体的に結構鬱陶しいな、という印象が強い。このシリーズは、特殊な能力を持った人や、変な名前の登場人物が多い、というかほとんどだが(天才とか殺人鬼とかが何人も出てきたりなどなど)、最初の内は、割合ミステリ色強いというか、一応ミステリの枠に収まっていたが(メフィスト賞だし、講談社ノベルスだし)、途中からどんどん変な方に進んできた。それ自体別にどうとも思わないが、最近の作品を読んだ印象と比べると、かなりごちゃごちゃしている。つまり、鬱陶しい。

まあ、その間作者の書く技術が上がっているということの裏返しということでもあるが、本人としてはどうなのだろうか。その辺はよくわからないが、このシリーズの位置付けがどういう風になっているのか、というのは少し聞いてみたい気もする。

この巻で人まず、文庫化も一区切りだと思うが、その他のシリーズの文庫化等はどうするのか。あるいは、同シリーズの番外編的位置付けのあの作品たちは。個人的にいえば、過去の作品の文庫化というのも悪くはないが、現在進行形で進んでいる作品、シリーズを一日も早く読みたいと思う。

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