2009年9月24日木曜日

うみねこのなく頃に Episode 1 Legend of the golden witch(下)

うみねこのなく頃に Episode 1 Legend of the golden witch(下)
竜騎士07
講談社
講談社BOX リA-19
2009年8月3日 第1刷発行
ISBN:978-4-06-283721-7 C0093
307ページ
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上巻の続きから。

上巻が誰一人として殺されずに終わっているので、この巻では最初から派手にスタートしている。最初の展開としては、ミステリらしく手加減なしに結構派手に死んでいく。ただ、普段割とミステリを読んでいる人間として誤算&不満はいくつかあった。

というのは、もうちょっとミステリに対して忠実というか、誠実になっているかと思ったことだ。つまり、「最初の夜に6人が生け贄」という予告に対して6人が1度に殺されるのはいい(いや、普通は良くはないのか)。しかし、「2日目の夜に…」、「3日目の夜に…」という予告にも関わらず、数時間後にそれが実行されるというのは、ミステリ的には反則、というかずるいだろうと思う。勿論、そんなに悠長にやっている暇もないというのはわかるし、そうしたからと言ってその点で大きな不都合が生じたわけではないが、予告をした以上それを忠実にやってもらいたい(まあ、結局この作品はそういう王道のミステリではないということなのだろうが)。

あと、個人的に殺されるだろう人間と殺されないだろう人間、という風に予想していたが、あっさり外れた。まあ、考えてみれば当然ではあるが、ああ、そうなのという感じだ。

その他、この作品『うみねこの…』にしても、前作『ひぐらしのなく頃に』シリーズと同様だった、というのも一つ特徴だろう。あれは、1回限りのものと思っていたが、作者側としてはそういうつもりでもないようだ。前回のは、言ってみればパラレルワールド系といった感じだったが、今作はどうなのだろう。まだ、Episode 2を読んでいないが、雰囲気としては、ふりだしにもどる系か。まあ、もうじき次が出るだろうから、それを待ちたい。個人的には、ミステリっぽい要素のある今作の方が前作『ひぐらし…』よりもすきな部類に入ると思う。

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