≠(=ノットイコール)の殺人
石崎幸二
講談社
講談社ノベルス イN-06
2009年12月7日 第1刷発行
ISBN:978-4-06-182694-6 C0293
218ページ
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女子高生&サラリーマンによるシリーズの第6作目。
今回の舞台も前回と同じく孤島。シリーズを通して、ここまで孤島の頻度が突出して多くなると、今後も半ばお約束的にどんどん孤島を舞台にして欲しい気もする。
今作を読んだ印象として、これは前回とも共通するが、女子高生(今回は)トリオらによる会話(というか,ほとんど漫談)は確かに面白いと思う。若干やり過ぎ感はあるが、それでもこれがこのシリーズの魅力でもあるし、なくてはならないものだとも思う。ただ、その一方で、ミステリ的な部分が弱く感じるのも、これまた前作と同じ。余りにヘビーなものを求める気もないが、メインキャラたちの会話の印象が強い分、その印象ばかりが残ってミステリ的な部分の印象があまり残っていない。それが悪いとはいわないが、やはりそれでは本末転倒だと思う。他にはない面白さを持っているのだから、そのストロングポイントを活かしつつ、更に面白いものを作って欲しい。
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