霧舎巧
講談社
講談社ノベルス キG-16
2009年12月7日 第1刷発行
ISBN:978-4-06-182605-2 C0293
191ページ
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霧舎学園シリーズの9作目、12月の事件。十一月
作者自身が言っている通り、「11月」、「12月」共に、それぞれ独立になっているので、別に読んでもそれ自体は大丈夫だが、やはり「12月」の後半部解答に向かう場面のことを考えると、やはり「11月」の方から順に読んだ方が話しの流れが分かるし、また、そうすることで「11月」の方に対する見方というのも、180°とはいわないまでも、大分違ってくると思う。
個人的な印象としては,作者がこの2冊に仕掛けたトリック、というか仕掛けというのは、ミステリ的にはやや反則な気もしないでも無い。まあ、特に困ることもないけれど。あと、気になるところとしては、最終的にこのシリーズのラストをどうやって終わらせるのか、その終わらせ方に注目したい。よくあるみたいに、「その20年後…」、なんて安易ことをしないでくれれば良いけれど。まあ、前作「10月」から2年半かかっているので次がいつのなるのか、分からないが気長に待ちたい。
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