2010年3月3日水曜日

ぼくがカンガルーに出会ったころ

ぼくがカンガルーに出会ったころ
浅倉久志
国書刊行会
2006年6月30日 初版第1刷発行
ISBN:4-336-04776-6 C0095
344+44ページ
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先日亡くなった浅倉久志氏のあとがきや、雑誌などに書いた記事を集めたエッセイ集。

普段基本的に、翻訳者を意識して小説を読むことは無かったが、氏の追悼記事等で上げられていた訳書のリストなどを見てみると、当然それらは氏の仕事の本のごく一部でしかないにも拘らず、これまで自分が読んできた作品がいくつも並んでいるし、読んでいないけれど、タイトルだけは知っている、という作品はさらに多かった。改めて、この方の仕事の凄さというものを認識した。

エッセイの内容は、かつての訳書のあとがきであったり、雑誌記事などを集めたもので、いろいろと当時の苦労話や、同じ翻訳の仕事をしている人の話、また、作家の話などが中心になっているが、そのどれもが非常に楽しそうな雰囲気の伝わる文章で書かれている。これだけ楽しそうに書かれているのを読んで、最近はSFを読む機会はあまり無かったが、また、読んでみようか、という気になってきた。

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