2010年3月3日水曜日

コップクラフト Dragnet Mirage Reloaded

コップクラフト Dragnet Mirage Reloaded
賀東招二
小学館
ガガガ文庫 ガが 7-1
2009年11月23日 初版第1刷発行
ISBN:978-4-09-451172-7 C0193
299ページ
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元々は、竹書房から刊行されていた『ドラグネット・ミラージュ』という作品を加筆修正した作品らしい(詳しい経緯や元の作品については知らない)。どういう経緯からかはわからないが、普通絶版など流通しなくなった作品はなかなか、読むことが出来なくなってしまうので、他社からでも、出版されて、また、読める状態になるのは非常に良い傾向だと思う。

まず、作品の背景となる世界、あるいは社会状況というのは、割と良くあるといっては失礼かもしれないが、違った価値観を持った種族が混在する社会、という設定、また、今回のように、双方から一人ずつコンビを組んで事件の捜査にあたる、という始まりも、正直、この説明を読んだ印象としては、アシモフの『鋼鉄都市』を思い出した。また、全体的なストーリィ、あるいはラストのオチ、というかどんでん返しの部分についても、そこまでの意外性はないし、むしろこの種の小説のお決まりのパターンというか、非常に安心できる展開だった。

むしろ、この作品で一番驚いた、というか印象に強く残っているのは巻末のあとがき部分。なぜ、そんなことをするのか、と思わせるあとがきだった。次巻でも何かしてくれるのか?

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