2010年6月30日水曜日

零崎人識(=ゼロザキヒトシキ)の人間関係 戯言遣いとの関係

零崎人識(=ゼロザキヒトシキ)の人間関係 戯言遣いとの関係
西尾維新
講談社
講談社ノベルス ニJ-27
2010年3月25日 第1刷発行
ISBN: 978-4-06-182682-3 C0293
173ページ
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 「人間」シリーズの最終4巻の内の1冊。

 零崎双識はラストでちょっとだけ出てきたが、今作の戯言遣いに至っては、全く出て来ず。この全く出て来ない、ということ自体が、ある意味では、この二人の関係を端的に示しているとも思う。

 今作は、ラスト4巻の内でも、或いはシリーズ全体で見ても、少し特殊な位置付けだと思う。今回は、シリーズ本編の数年後(約8年後)から、過去を回想し、過去の事件の真相を語る、というパターン。正直なところ、何故そうする必要があるのか、という気がしないでもない。既に事件も一応決着はついているし、また、この事件それ自体がシリーズを通してそこまで重要なものか、というとそうでもないと思う。だからこそ、あえて何故今この事件なのか、という理由が欲しかった。

 とはいえ、これまで名前だけで実際に動くシーンのなかった(或いは少なかった)キャラクターが動いている場面もあり、ああ、こういうキャラだったんだ、という確認ができるのは良いかもしれない。

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