ブラームス:ハンガリー舞曲集 // Brahns: The Hungarian Dances
カティア&マリエル・ラベック // Katia & Marielle Labeque
PHILIPS
1981
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ブラームスのハンガリー舞曲の第5番をオーケストラではなく、オリジナルのピアノ連弾で聴きたかったので探したアルバム。お目当ては第5番だが、それ以外の曲も聴いてみると、良い曲が多く、何度聞いても楽しめる。欲を言えば、第5番に限らず、1曲1曲が短いのですぐに終わってしまうことくらいか。といって、ゆっくりと演奏してもつまらなくなってしまうし。
2010年7月22日木曜日
オリジナルドラマCD シナリオブック 佰物語
オリジナルドラマCD シナリオブック 佰物語
脚本/西尾維新
講談社
講談社ノベルス ニA-19
2009年7月29日 第1刷発行 /2010年1月22日第5刷発行
ISBN: 978-4-06-215369-0 C0493
JASRAC R-0961376TP
141ページ
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文字通りオリジナルのドラマCD。一応、シナリオブックが付属しているが、内容は必ずしも一言一句まで同じではなく、細かいセリフや長さなどは少しずつ違っている。
こういう企画物はそれなり面白いと思うけれど、どうにも中途半端な観がある。今回の物は、「学園」というテーマで縛っている。意図は理解出来なくもないが、必ずしもそうする必要はないだろうし、また、それ以外のテーマでも色々やれると思う。それから、主人公が全編に渡って出てきているが、これも必ずしもその必要はない、というか、むしろ、主人公のいない所で他のキャラクターが好き勝手に喋っている、というパターンの方が面白いのでは、と思う。
また、今回は1本1本が短いが、この制約が一番大きいようにも思う。もう少し長い物、短い物とバリエーションがあって良いと思う。
全体的な印象として、原作、あるいはアニメ版での掛け合いの方が、面白い良いに思う。あえて、このドラマCDという形態でやる以上、その形ならではの面白さみ泰な物があった方が良かったと思う。まだ、やれることはあると思うので、次回版に期待。
脚本/西尾維新
講談社
講談社ノベルス ニA-19
2009年7月29日 第1刷発行 /2010年1月22日第5刷発行
ISBN: 978-4-06-215369-0 C0493
JASRAC R-0961376TP
141ページ
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文字通りオリジナルのドラマCD。一応、シナリオブックが付属しているが、内容は必ずしも一言一句まで同じではなく、細かいセリフや長さなどは少しずつ違っている。
こういう企画物はそれなり面白いと思うけれど、どうにも中途半端な観がある。今回の物は、「学園」というテーマで縛っている。意図は理解出来なくもないが、必ずしもそうする必要はないだろうし、また、それ以外のテーマでも色々やれると思う。それから、主人公が全編に渡って出てきているが、これも必ずしもその必要はない、というか、むしろ、主人公のいない所で他のキャラクターが好き勝手に喋っている、というパターンの方が面白いのでは、と思う。
また、今回は1本1本が短いが、この制約が一番大きいようにも思う。もう少し長い物、短い物とバリエーションがあって良いと思う。
全体的な印象として、原作、あるいはアニメ版での掛け合いの方が、面白い良いに思う。あえて、このドラマCDという形態でやる以上、その形ならではの面白さみ泰な物があった方が良かったと思う。まだ、やれることはあると思うので、次回版に期待。
2010年7月6日火曜日
僧正殺人事件
僧正殺人事件
S・S・ヴァン・ダイン
日暮雅通 訳
東京創元社
創元推理文庫 M-ウ-1-4 103-14
S・S・ヴァン・ダイン全集
2010年4月16日 初版
ISBN: 978-4-488-10314-9
Cコード: C0197
439ページ
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The Bishop Murder Case
by S. S. Van Dine
1929
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ヴァン・ダインによるシリーズ4冊目。およそ半世紀ぶりの新訳。
この僧正を読むのは、約10年ほど前に読んで以来の2度目。実際、当時も読んだ後の面白さ、凄さは感じたわけだが、外部の雑音というか、ヴァン・ダインについてのネガティブな情報などもかなりあったので、自分自身の中でもその評価はあまり高いとはいえない状態だった。しかし、今回改めて読んでみて、かつて感じた以上にヴァン・ダインを楽しめた。勿論、今作がある意味では、最高傑作だし(個人的には『カブトムシ』の方が良いと思っているが)、それ以上に、ヴァン・ダイン特有のディレッタントが全く苦痛ではなかったことに自分でも驚いた。作中には、それこそ哲学やら、テンソルの話やら、果てはチェスの戦略と、色々と細かい(加えて必ずしも正確ではない)話が出てくるが、それらに対しても初めから拒絶するのではなく、ある程度の理解が自分の中にあるためか、全体を通じて非常に楽しく読めた。なので、試しに英語で読んでみようか、という気も出てきた。
今回は『僧正』を手始めに、これ以後は刊行順に新訳が出される予定らしいので、ぜひ、途中で半端に終わることなく、最後12冊目まできっちり出してもらいたい。ミステリ史的な意味でも重要な作家であるのは勿論、それ以上に今読んでもその完成度は相当に高い。10年ぶりのヴァン・ダインは、今年読んだ中でも最高に濃い1冊だった。
ただ一つ残念なのは、原注、訳注を見ようと、巻末のページを開いた時に、そのすぐ右隣のページが、丁度本編のラストになっており、うっかり結末部分が目に入ってしまうことだ。東京創元社ともあろう所が、それはないだろうと思う。最低限、白紙ページを挟んで、目に入らずに済むよう配慮、工夫が欲しかった。
日本語では、ヴァン・ダインやカーなどは比較的手に入り易いが、英語版では、(新刊では)ほとんど手に入らない。しかし、紙の本ではダメでも、Kindle版では12冊まとめて10$しない価格なので、非常にお買い得だと思うし(誰が読むのか、という疑問はあるが)、羨ましくもある。
S・S・ヴァン・ダイン
日暮雅通 訳
東京創元社
創元推理文庫 M-ウ-1-4 103-14
S・S・ヴァン・ダイン全集
2010年4月16日 初版
ISBN: 978-4-488-10314-9
Cコード: C0197
439ページ
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The Bishop Murder Case
by S. S. Van Dine
1929
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ヴァン・ダインによるシリーズ4冊目。およそ半世紀ぶりの新訳。
この僧正を読むのは、約10年ほど前に読んで以来の2度目。実際、当時も読んだ後の面白さ、凄さは感じたわけだが、外部の雑音というか、ヴァン・ダインについてのネガティブな情報などもかなりあったので、自分自身の中でもその評価はあまり高いとはいえない状態だった。しかし、今回改めて読んでみて、かつて感じた以上にヴァン・ダインを楽しめた。勿論、今作がある意味では、最高傑作だし(個人的には『カブトムシ』の方が良いと思っているが)、それ以上に、ヴァン・ダイン特有のディレッタントが全く苦痛ではなかったことに自分でも驚いた。作中には、それこそ哲学やら、テンソルの話やら、果てはチェスの戦略と、色々と細かい(加えて必ずしも正確ではない)話が出てくるが、それらに対しても初めから拒絶するのではなく、ある程度の理解が自分の中にあるためか、全体を通じて非常に楽しく読めた。なので、試しに英語で読んでみようか、という気も出てきた。
今回は『僧正』を手始めに、これ以後は刊行順に新訳が出される予定らしいので、ぜひ、途中で半端に終わることなく、最後12冊目まできっちり出してもらいたい。ミステリ史的な意味でも重要な作家であるのは勿論、それ以上に今読んでもその完成度は相当に高い。10年ぶりのヴァン・ダインは、今年読んだ中でも最高に濃い1冊だった。
ただ一つ残念なのは、原注、訳注を見ようと、巻末のページを開いた時に、そのすぐ右隣のページが、丁度本編のラストになっており、うっかり結末部分が目に入ってしまうことだ。東京創元社ともあろう所が、それはないだろうと思う。最低限、白紙ページを挟んで、目に入らずに済むよう配慮、工夫が欲しかった。
日本語では、ヴァン・ダインやカーなどは比較的手に入り易いが、英語版では、(新刊では)ほとんど手に入らない。しかし、紙の本ではダメでも、Kindle版では12冊まとめて10$しない価格なので、非常にお買い得だと思うし(誰が読むのか、という疑問はあるが)、羨ましくもある。
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