横溝正史自選集 6 悪魔の手毬唄
横溝正史
出版芸術社
横溝正史自選集 6
発行日 平成19年5月25日 第1刷
ISBN:978-4-88293-323-6
C0093
365ページ
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初めて読む横溝正史の作品。
これまで、(少し前の)日本人作家のミステリを読むことは、敢えて避けてきたが、ヴァン・ダインの『僧正殺人事件』での巻末の解説に名前があったので、試しに読んでみた。表現や、細部でのやや荒っぽい所(つまり、最近の作品のようなある意味での神経質さは感じられない)など、そういった所はどうしてもめにつく所はある。ただ、そういった枝葉について気にしなければ、物語としては、文句無しで面白いと思う。こういった以上とも言える世界を作り、その中で展開していく物語、というパターンは今もよく見られる。その意味で、この作品は、現在でも十分に通じるものを持っていると思う。
個人的な好みをいうならば、作者も力を注いだ童謡、すなわち、手毬唄(巻頭にあるため読者は見ることが出来る)を、物語内でももっと早く登場させた方が面白いように思う。『僧正ー』では、マザーグースを通じて、殺人者の不気味な意志を感じることが出来た。今作でも、同様の効果を得られたと思う。
また、この出版芸術社の選集では、本編に加えて、どういった経緯で本作が書かれたかなどの、解説というか補足的な情報もあるので、そちらも面白いかもしれない。
2010年8月16日月曜日
『ギロチン城』殺人事件
『ギロチン城』殺人事件
北山猛邦
講談社
講談社ノベルス キI-04
2005年2月5日 第1刷発行
ISBN:4-06-182416-3
C0293
236ページ
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「城」シリーズ第4弾。
前作「『アリスミラー城』殺人事件」以来、しばらく遠離ったいたので、随分久しぶりの北山作品。今作も、独特の雰囲気を持つ「城」において、クローズドな状況での事件ということで、これまでのシリーズと同じく、安心してその世界を楽しむことが出来る作品だと思う。
今作についての印象派というと、前作と比べて、クセが無いというか、非常に素直な作品だと思う。勿論、作者独自の作風というのは今作でも感じられるが、これまでは執拗ななまでに、その世界、雰囲気を構成する強烈な事件の印象が残っているが、今回はそこまで強く感じなかった。作者の方で加減したのか、もしくはこちらのこれまでに読んだ本で、ある程度免疫が出来ていたのかはわからないが、その意味で、これまでの作品では一番読み易い作品だった。
北山猛邦
講談社
講談社ノベルス キI-04
2005年2月5日 第1刷発行
ISBN:4-06-182416-3
C0293
236ページ
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「城」シリーズ第4弾。
前作「『アリスミラー城』殺人事件」以来、しばらく遠離ったいたので、随分久しぶりの北山作品。今作も、独特の雰囲気を持つ「城」において、クローズドな状況での事件ということで、これまでのシリーズと同じく、安心してその世界を楽しむことが出来る作品だと思う。
今作についての印象派というと、前作と比べて、クセが無いというか、非常に素直な作品だと思う。勿論、作者独自の作風というのは今作でも感じられるが、これまでは執拗ななまでに、その世界、雰囲気を構成する強烈な事件の印象が残っているが、今回はそこまで強く感じなかった。作者の方で加減したのか、もしくはこちらのこれまでに読んだ本で、ある程度免疫が出来ていたのかはわからないが、その意味で、これまでの作品では一番読み易い作品だった。
ハムレット・シンドローム
ハムレット・シンドローム
樺山三英
小学館
ガガガ文庫 ガか 6-1
2009年10月25日 初版第1刷発行
ISBN:978-4-09-451168-0
C0193
250ページ
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評価が難しい作品。
この作品がどういう作品か、その内容はといえば、説明書きにある説明でほぼ尽くされている。そして、あとは、それを主題とした変奏曲だと言える。そういう意味では、ミステリ、或いはライトノベルといった分類には属さない。敢えて言えば、幻想小説とか、メタミステリといったカテゴリだろう。個人的には、あまりこの種のメタな世界はあまり好みではないが、この文章は読み易い文章だったと思う。
この作品は、作者によるあとがきによれば、久生十蘭作の「刺客」、「ハムレット」の翻案だと言う。そちらの作品(も同じ作者の他の作品を読んでいないので、どの程度までが、作者である樺山三英の創った世界なのか、あるいは久生十蘭の世界なのかが判断出来ない。ついでに言えば、ハムレット自体読んだことが無いので、この作品の一番の核となる部分に対する理解が無いのがつらい。そちらを目にしてからならば、また違った見方が出来るかもしれない。
また、内容的になぜこの作品をライトノベルのレーベルであるガガガ文庫で出したのかが最大の謎だろう。どちらかというと、ちくま文庫とか、そちら側の作品だと思うが。
樺山三英
小学館
ガガガ文庫 ガか 6-1
2009年10月25日 初版第1刷発行
ISBN:978-4-09-451168-0
C0193
250ページ
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評価が難しい作品。
この作品がどういう作品か、その内容はといえば、説明書きにある説明でほぼ尽くされている。そして、あとは、それを主題とした変奏曲だと言える。そういう意味では、ミステリ、或いはライトノベルといった分類には属さない。敢えて言えば、幻想小説とか、メタミステリといったカテゴリだろう。個人的には、あまりこの種のメタな世界はあまり好みではないが、この文章は読み易い文章だったと思う。
この作品は、作者によるあとがきによれば、久生十蘭作の「刺客」、「ハムレット」の翻案だと言う。そちらの作品(も同じ作者の他の作品を読んでいないので、どの程度までが、作者である樺山三英の創った世界なのか、あるいは久生十蘭の世界なのかが判断出来ない。ついでに言えば、ハムレット自体読んだことが無いので、この作品の一番の核となる部分に対する理解が無いのがつらい。そちらを目にしてからならば、また違った見方が出来るかもしれない。
また、内容的になぜこの作品をライトノベルのレーベルであるガガガ文庫で出したのかが最大の謎だろう。どちらかというと、ちくま文庫とか、そちら側の作品だと思うが。
カンナ 鎌倉の血陣
カンナ 鎌倉の血陣
高田崇史
講談社
講談社ノベルス タS-30
2010年6月7日 第1刷発行
ISBN:978-4-06-182721-9
C0293
280ページ
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シリーズ第6作。
今回舞台となる鎌倉は、「QED」シリーズでも取り上げられており、その意味では、鎌倉に関するネタは、どうしても既読感を覚える部分が少なからずあった(勿論すべてが既出ではないが)。
「カンナ」シリーズとしては、この前の5巻でも若干感じたことだが、全9巻のラストが見えてきたためか、物語の展開にスピード感が増してきたように感じる。また、これまでは、各キャラクターが「忍び」という面を自分たちの身内などごく限られた人にしか明らかにしようとしなかったのに対し、その辺りも若干オープンになりつつあるように感じられた。
高田氏の作品は「歴史」が核となっている以上、いわゆる純粋なミステリと比べて、事件自体は地味な印象を受ける(ビジュアル的な面ではそうでないケースもあるが、動機などを考えるとそう感じられる)ので、物語の展開がダイナミックになるというのは、読む側としては多いに歓迎したい。
高田崇史
講談社
講談社ノベルス タS-30
2010年6月7日 第1刷発行
ISBN:978-4-06-182721-9
C0293
280ページ
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シリーズ第6作。
今回舞台となる鎌倉は、「QED」シリーズでも取り上げられており、その意味では、鎌倉に関するネタは、どうしても既読感を覚える部分が少なからずあった(勿論すべてが既出ではないが)。
「カンナ」シリーズとしては、この前の5巻でも若干感じたことだが、全9巻のラストが見えてきたためか、物語の展開にスピード感が増してきたように感じる。また、これまでは、各キャラクターが「忍び」という面を自分たちの身内などごく限られた人にしか明らかにしようとしなかったのに対し、その辺りも若干オープンになりつつあるように感じられた。
高田氏の作品は「歴史」が核となっている以上、いわゆる純粋なミステリと比べて、事件自体は地味な印象を受ける(ビジュアル的な面ではそうでないケースもあるが、動機などを考えるとそう感じられる)ので、物語の展開がダイナミックになるというのは、読む側としては多いに歓迎したい。
ミスマルカ興国物語VII
ミスマルカ興国物語VII
林トモアキ
角川書店
角川スニーカー文庫 S 150-26
平成22年6月1日 初版発行
ISBN: 978-4-04-426623-3
C0193
347ページ
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シリーズ第7作にして、第1部完。
この物語の舞台となっている時代、世界の水準からすると、その世界観とは全くかけ離れた、オーバーテクノロジーなものが出てくることは前々からあり、その意味では、世界観そのものがきちんと固まっていないというか、あやふやな面があるのは今に始まったことではないが、今回はこれまで以上にぶっとんでいる。
これまでのややもするとグダグダな感じが続くのかと思い読み始めてみたが、好意的に見れば、予想を裏切ったともとれるが、今回のそれは、むしろ暴走に近いように思う。これまでにも、ある意味超越的な存在というのは、皆無ではなかったが、今回は完全に「ミスマルカ興国物語」というゲームのルールの外からのアクションに感じられる。もちろん、それも含めての物語だと言ってしまえばそれまでだが、この展開は少々許容範囲を超えたものだと思う。こういった展開をどの程度計算していたのかはわからないが、今回のようなある意味本則技を使うようになると、作品自体が滅茶苦茶になりかねないので、そうならずにきちんとした作品であってほしい。
林トモアキ
角川書店
角川スニーカー文庫 S 150-26
平成22年6月1日 初版発行
ISBN: 978-4-04-426623-3
C0193
347ページ
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シリーズ第7作にして、第1部完。
この物語の舞台となっている時代、世界の水準からすると、その世界観とは全くかけ離れた、オーバーテクノロジーなものが出てくることは前々からあり、その意味では、世界観そのものがきちんと固まっていないというか、あやふやな面があるのは今に始まったことではないが、今回はこれまで以上にぶっとんでいる。
これまでのややもするとグダグダな感じが続くのかと思い読み始めてみたが、好意的に見れば、予想を裏切ったともとれるが、今回のそれは、むしろ暴走に近いように思う。これまでにも、ある意味超越的な存在というのは、皆無ではなかったが、今回は完全に「ミスマルカ興国物語」というゲームのルールの外からのアクションに感じられる。もちろん、それも含めての物語だと言ってしまえばそれまでだが、この展開は少々許容範囲を超えたものだと思う。こういった展開をどの程度計算していたのかはわからないが、今回のようなある意味本則技を使うようになると、作品自体が滅茶苦茶になりかねないので、そうならずにきちんとした作品であってほしい。
2010年8月1日日曜日
コップクラフト2 DRAGNET MIRAGE RELOADED
コップクラフト2 DRAGNET MIRAGE RELOADED
賀東招二
小学館
ガガガ文庫 ガか 7-2
2010年6月23日 初版第1刷発行
ISBN: 978-4-09-451209-0
C0193
270ページ
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シリーズ2作目。ただし、ゼータ文庫版の改作。
前巻、1作目が1冊丸ごとの長編だったのに対し、今回は中編2本という構成になっている。このような構成が良いかどうかについては難しいと思う。今回の2本のうちの片方に関しては、もう少しボリュームを増やして長編として1冊にすることも可能だろうし、これだけのスペックの敵であれば、むしろ単なる1ステップとして、普通に通過してしまうのは勿体ないようにも思える。一方で、だらだらと長くするよりもさっぱりとしてしまう方が良いとも思える辺りが悩ましい。
もう一方については、まあ、特にどう孝ということは無いが、全く異なる文化背景を持ったもの同士なら、こういうことも(色々違うパターンはあるだろうが)あるかな、という感じ。
ただ、全体としてみると、やはり第1巻の方が色々な意味でインパクトが強い。どうしても、今回はそれと比べると、弱く見えてしまう。1本1本の分量的な面も含めて、少し欲求不満感が残る。また次回は、過去の改作ではなく、オリジナルになるらしいので、また楽しみにしたい。
賀東招二
小学館
ガガガ文庫 ガか 7-2
2010年6月23日 初版第1刷発行
ISBN: 978-4-09-451209-0
C0193
270ページ
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シリーズ2作目。ただし、ゼータ文庫版の改作。
前巻、1作目が1冊丸ごとの長編だったのに対し、今回は中編2本という構成になっている。このような構成が良いかどうかについては難しいと思う。今回の2本のうちの片方に関しては、もう少しボリュームを増やして長編として1冊にすることも可能だろうし、これだけのスペックの敵であれば、むしろ単なる1ステップとして、普通に通過してしまうのは勿体ないようにも思える。一方で、だらだらと長くするよりもさっぱりとしてしまう方が良いとも思える辺りが悩ましい。
もう一方については、まあ、特にどう孝ということは無いが、全く異なる文化背景を持ったもの同士なら、こういうことも(色々違うパターンはあるだろうが)あるかな、という感じ。
ただ、全体としてみると、やはり第1巻の方が色々な意味でインパクトが強い。どうしても、今回はそれと比べると、弱く見えてしまう。1本1本の分量的な面も含めて、少し欲求不満感が残る。また次回は、過去の改作ではなく、オリジナルになるらしいので、また楽しみにしたい。
聖剣の刀鍛冶(=ブラックスミス)9 #9. Last Wind
聖剣の刀鍛冶(=ブラックスミス)9 #9. Last Wind
三浦勇雄
メディアファクトリー
MF文庫J み-01-17
2010年5月31日 初版第1刷発行
ISBN: 978-4-8401-3283-1
C0193
227ページ
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シリーズ第9巻。
前巻が閑話休題的なつなぎの巻だったのに対して、今巻は新たな展開への巻になっている。なっているけれども、この展開は大丈夫なのかと少し不安になってしまう。ルークの方は、厳しいものではあるが、ある意味、乗り越えなければならないもの、ということで一般的に良く見られるタイプのものだと思うが(多分、次の巻くらいで片がつく)、一方のセシリー(というかアリア)に関しては、かなり大変なものだと思う。場合によっては、ラスト、もしくはその直前までかかってもおかしくはないし、逆に簡単に解決してしまうと、それはそれで嘘くさい。今後の展開を(例えば何巻くらいまで続くのかなども含めて)どの程度まで考えているのかわからないが、非常に扱いが難しいと思う。
次巻では、今回の(ルークの)伏線が回収されると思うので、もう一方をどうするのか、も含めて楽しみにしたい。また、しばらくしたら、これのアニメ版も第2期始まるのだろうか。「化物語」とか「禁書目録」は続きやるみたいだけれど。
三浦勇雄
メディアファクトリー
MF文庫J み-01-17
2010年5月31日 初版第1刷発行
ISBN: 978-4-8401-3283-1
C0193
227ページ
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シリーズ第9巻。
前巻が閑話休題的なつなぎの巻だったのに対して、今巻は新たな展開への巻になっている。なっているけれども、この展開は大丈夫なのかと少し不安になってしまう。ルークの方は、厳しいものではあるが、ある意味、乗り越えなければならないもの、ということで一般的に良く見られるタイプのものだと思うが(多分、次の巻くらいで片がつく)、一方のセシリー(というかアリア)に関しては、かなり大変なものだと思う。場合によっては、ラスト、もしくはその直前までかかってもおかしくはないし、逆に簡単に解決してしまうと、それはそれで嘘くさい。今後の展開を(例えば何巻くらいまで続くのかなども含めて)どの程度まで考えているのかわからないが、非常に扱いが難しいと思う。
次巻では、今回の(ルークの)伏線が回収されると思うので、もう一方をどうするのか、も含めて楽しみにしたい。また、しばらくしたら、これのアニメ版も第2期始まるのだろうか。「化物語」とか「禁書目録」は続きやるみたいだけれど。
イスカリオテV
イスカリオテV
三田誠
アスキー・メディアワークス
電撃文庫 さ-10-9
2010年5月10日 初版発行
ISBN: 978-4-04-868544-3
Cコード: C0193
287ページ
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シリーズ5作目。
この巻でのポイントとしては、まず、全7巻プラスアルファで完結予定と明示されたこと。そして、今巻での展開を考えると、残り2冊そのままの流れでラストまで一気に行きそうな感じ。このシリーズは、世界観などもきちんと作られているし、なかなか安易な展開には持ってこないだろうし、最後どのように物語を閉じるのか、期待が高まる。
また、漸くというか、ついにというか、主人公がある意味、覚悟を決めた、あるいは一皮むけた所でもあるので、その辺りも注目したい。普通に考えると、もう一山、二山くらいが妥当な所だとも思うけれど、ただそれだけだとも思えないし。次巻辺りが出ると、もう少しラストの展開も予想出来そうな気もするけど、一体どうするのか、楽しみにしたい。
三田誠
アスキー・メディアワークス
電撃文庫 さ-10-9
2010年5月10日 初版発行
ISBN: 978-4-04-868544-3
Cコード: C0193
287ページ
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シリーズ5作目。
この巻でのポイントとしては、まず、全7巻プラスアルファで完結予定と明示されたこと。そして、今巻での展開を考えると、残り2冊そのままの流れでラストまで一気に行きそうな感じ。このシリーズは、世界観などもきちんと作られているし、なかなか安易な展開には持ってこないだろうし、最後どのように物語を閉じるのか、期待が高まる。
また、漸くというか、ついにというか、主人公がある意味、覚悟を決めた、あるいは一皮むけた所でもあるので、その辺りも注目したい。普通に考えると、もう一山、二山くらいが妥当な所だとも思うけれど、ただそれだけだとも思えないし。次巻辺りが出ると、もう少しラストの展開も予想出来そうな気もするけど、一体どうするのか、楽しみにしたい。
NHKおかあさんといっしょ メモリアルアルバム ~北風小僧の寒太郎 / バナナのおやこ~
NHKおかあさんといっしょ メモリアルアルバム ~北風小僧の寒太郎 / バナナのおやこ~
Pony Canyon
2009
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NHKの「おかあさんといっしょ」で歌われた曲の中から、全曲福田和禾子作曲の曲のみ集めたアルバム。
昔聞いていたときは誰が作った曲かなんてことは全く意識していなかったけれど、こうして改めて見てみると、聞いたことがある曲ばかりで本当に驚いた。亡くなられた福田氏へのメッセージはブックレットの最後に、作詞をした井出隆夫氏のコメントがあるくらいで、余りにあっさりし過ぎているように思う。彼女のしたことを考えると、NHKはどれだけ感謝してもし足りないと思う。勿論、そうしたからといって何が変わるということでもないが、それにしても余りに認知されていないように思う。
今回、歌を歌っているのは当然のことながら「うたのおにいさん、おねえさん」たち(とキャラクター)たちだが、どうせなら、オリジナルの歌手であるとか、いつも「うたのおにいさん、おねえさん」たちばかりでなく、違うバージョンを収録しても面白いのでは、と思う。例えば、「赤鬼と青鬼のタンゴ」なら、尾藤イサオが歌っているものなど。
Pony Canyon
2009
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NHKの「おかあさんといっしょ」で歌われた曲の中から、全曲福田和禾子作曲の曲のみ集めたアルバム。
昔聞いていたときは誰が作った曲かなんてことは全く意識していなかったけれど、こうして改めて見てみると、聞いたことがある曲ばかりで本当に驚いた。亡くなられた福田氏へのメッセージはブックレットの最後に、作詞をした井出隆夫氏のコメントがあるくらいで、余りにあっさりし過ぎているように思う。彼女のしたことを考えると、NHKはどれだけ感謝してもし足りないと思う。勿論、そうしたからといって何が変わるということでもないが、それにしても余りに認知されていないように思う。
今回、歌を歌っているのは当然のことながら「うたのおにいさん、おねえさん」たち(とキャラクター)たちだが、どうせなら、オリジナルの歌手であるとか、いつも「うたのおにいさん、おねえさん」たちばかりでなく、違うバージョンを収録しても面白いのでは、と思う。例えば、「赤鬼と青鬼のタンゴ」なら、尾藤イサオが歌っているものなど。
5years
5years
木村カエラ
Columbia Music Entertainment
2010
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木村カエラのベストアルバム(通常版)。
当然ベスト盤であるので、過去のアルバムを聞いていると、新しさはあまり感じられない。勿論、代表曲をまとめて聴ける、というのはあるにせよ、iTunesなどで自分の好きな曲だけを選んでプレイリストを作れる現状、どうしてもインパクトに欠ける気がする。また、このアルバムと同時に出された2枚組の初回限定版、こちらの方が充実しているようなので、プラスアルファ数百円出してそちらにした方が正解かもしれない。
木村カエラ
Columbia Music Entertainment
2010
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木村カエラのベストアルバム(通常版)。
当然ベスト盤であるので、過去のアルバムを聞いていると、新しさはあまり感じられない。勿論、代表曲をまとめて聴ける、というのはあるにせよ、iTunesなどで自分の好きな曲だけを選んでプレイリストを作れる現状、どうしてもインパクトに欠ける気がする。また、このアルバムと同時に出された2枚組の初回限定版、こちらの方が充実しているようなので、プラスアルファ数百円出してそちらにした方が正解かもしれない。
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