グーグル時代の情報整理術
ダグラス・C・メリル&ジェイムズ・A・マーティン
千葉敏生 訳
早川書房
ハヤカワ新書juice 009
2009年12月20日 初版印刷
2009年12月25日 初版発行
ISBN: 978-4-15-320009-8
C0265
366ページ
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Getting Organized in the Google Era: How to Get Stuff out of Your Head, Find It When You Need It, and Get It Done Right
by Douglas C. Merrill & James A. Martin
2010
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グーグルのCIOを勤めた人物の書いた整理術の本。読み易いし、また、面白いと思うが、「整理術」という文脈で言うと、特別に新しい情報は無いと思う。
まず社会が課す様々な制約の中で、どのように考えて行動するか、という話。次に、アナログによる整理(紙)とデジタルによる整理の話(クラウド)、また、Gメールなどのグーグルのツールをどう利用するのか、という話。そして、最後に、仕事とプライヴェートとの関わり方についての話が少し。
パート1と、パート2に書かれているのは主として、自らが置かれた状況の中で、いかにして行動するか、という話だ。ここで展開されている、覚えるべき事柄に物語を結び付けて記憶する、或いは、無理に整理せずに、後から検索などで調べられるようにしようというのは、それぞれ、森博嗣がブログやエッセイというで書いている内容、また、野口悠紀雄の超整理法などで書かれている方法と基本的に共通だ。グーグルのサービスについては、整理法という点は別にしても数多くの本で解説されている。
このように、一つ一つのトピックとしては、新しい要素は無いが、洋の東西を問わず、良く似た方法が出てくるというのは、それはそれで興味深い。また、エピソードなども交えつつで読み易いし、各章末にその章の内容がまとめられており、その点でも好感が持てる。結局の所、自分はどうしたいのか、どうありたいのか、まずはそこを見極める必要があるのかもしれない。少なくとも方法としては幾つもあるのだから。
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