新・世界の七不思議
鯨統一郎
東京創元社
創元推理文庫 M く 3 2 422 02
2005年2月25日 初版
ISBN: 4-488-42202-0
C0193
328ページ
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『邪馬台国はどこですか?』のメンバー再登場の短編集。
前作にあたる『邪馬台国〜』が主に日本史上の謎をテーマにしていたのに対して、今作では世界の七不思議をテーマとしてしている。そもそも『邪馬台国〜』が作者のデビュー作でもあり、そこでの登場人物たちの軽快な会話というのは健在だし、また、彼らの物語がまた読めるという懐かしさも勿論ある。ただ、全体的にはやや強引な印象を受ける。テーマとしたのが世界の七不思議だからというのもあるのかもしれないが、世界の七不思議についてほとんど何も知らないという登場人物の設定も、あるいは、途中の論理展開も、最後の結論部にしても、そのすべてがそうだとは言わないが、短編集として同じような分量の作品を幾つも読むと、どうしても強引な面、ワンパターンな展開と言った面が目立ってしまうように感じる。世界の七不思議というものに対して、あまりなじみがないからかもしれないが、『邪馬台国〜』のときほどのインパクトはないように思う。
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