ちょんまげ天国 〜TV時代劇音楽集〜
Sony Music
2002
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文字通り時代劇の主題歌などを集めたアルバム。
普段時代劇を見ることはまずないので、漠然と水戸黄門的なものを予想していた。その水戸黄門にしたところで、初めのワンフレーズだけ知っていて、あとは全く知らない。ここで収録されているものは、そこそこ前の作品のものだと思うが、水戸黄門や暴れん坊将軍のように、いかにも時代劇といった風な曲もあれば、一方で、上條恒彦の「誰かが風の中で」のような曲もある。そして、これは非常に意外だったが、そういった時代劇っぽくない曲、というのが多かった。時代劇というと、ある意味それ専用の枠というか、普通のドラマとはまるきり別物問い思っていたが、こうして聴いてみると、ドラマの主題歌を流行りの歌手が歌うような感覚に近いように見える。それがこのアルバムで一番印象深かったことだ。
2011年4月30日土曜日
メグとセロンVI 第四上級学校な日々
メグとセロンVI 第四上級学校な日々
時雨沢恵一
アスキー・メディアワークス
電撃文庫 し-8-34
2011年3月10日 初版発行
ISBN: 978-4-04-870386-4
C0193
321ページ
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シリーズ第6巻。中身は短編2本と中編2本の連作集。一つ一つの話は独立しているが、時系列的に並んでおり、全体の大きな流れはつながっている。
今回は、これまでとは少々趣きが異なっている。勿論本の構成もそうだが、何より描かれている視点が違っている。そして、そのため、読んでいて若干の違和感を感じた。4編収録されている内の2編は、いつもと同様の視点で。そのうち、最初の1編は以前少しだけ出てきたサブキャラクターのエピソード。ごく短いが、その人物像がよくわかるので面白い。もう一つ中編の片方が、いつもと同様のテイストになっている。
それに対して、残りの2編は、片方はニック視点で、もう一方は、留学生の視点で書かれている。そのため、普段と同じメンバーが同じような会話をしているのにも関わらず、地の文が少し違っており、結果として受ける印象がちょっとずつ違っている。また、留学生の登場する話では、読者はこの留学生の視点から物語の世界に入って体験しているような見せ方をしている。いつもの視点に慣れているからなのかはわからないが、個人的にはこのやり方にどうにも最後まで馴染むことが出来なかった。
一つ一つのエピソードは大きくないが、物語としては一応進んでいる。最後のところにあった「大変なこと」がどうなっているのか、ぜひ早く続きを読みたい。
時雨沢恵一
アスキー・メディアワークス
電撃文庫 し-8-34
2011年3月10日 初版発行
ISBN: 978-4-04-870386-4
C0193
321ページ
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シリーズ第6巻。中身は短編2本と中編2本の連作集。一つ一つの話は独立しているが、時系列的に並んでおり、全体の大きな流れはつながっている。
今回は、これまでとは少々趣きが異なっている。勿論本の構成もそうだが、何より描かれている視点が違っている。そして、そのため、読んでいて若干の違和感を感じた。4編収録されている内の2編は、いつもと同様の視点で。そのうち、最初の1編は以前少しだけ出てきたサブキャラクターのエピソード。ごく短いが、その人物像がよくわかるので面白い。もう一つ中編の片方が、いつもと同様のテイストになっている。
それに対して、残りの2編は、片方はニック視点で、もう一方は、留学生の視点で書かれている。そのため、普段と同じメンバーが同じような会話をしているのにも関わらず、地の文が少し違っており、結果として受ける印象がちょっとずつ違っている。また、留学生の登場する話では、読者はこの留学生の視点から物語の世界に入って体験しているような見せ方をしている。いつもの視点に慣れているからなのかはわからないが、個人的にはこのやり方にどうにも最後まで馴染むことが出来なかった。
一つ一つのエピソードは大きくないが、物語としては一応進んでいる。最後のところにあった「大変なこと」がどうなっているのか、ぜひ早く続きを読みたい。
2011年4月25日月曜日
ハラダ製茶 やぶ北ブレンド徳用緑茶 ティーバッグ50P
ハラダ製茶 やぶ北ブレンド徳用緑茶 ティーバッグ50P
ハラダ製茶
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緑茶のティーバッグ(50P入り)。
以前試した別の会社のティーバッグ(値段、量とも同程度)のものと比べてみると、大分しっかりしている。そこのは、入れた時の色がやや黄色に近い色で、味もお世辞にも良いとは言えなかった。それに対して、これは、まず色がちゃんと出るところが良い。普通の湯飲み茶碗では、少々小さいので、マグカップ(250ml)に入れて飲んでいるが、そのサイズでも、ちゃんと濃いめに出るのが素晴らしい。味は勿論、きちんと急須で入れたものと比べると、厳しいところはあるが、それでもぱっと手軽に入れられるところは、時によってはとてもよい。上と比べていてはキリはないが、それでもコストパフォーマンスを考えると、ほぼベストの水準ではないかと思う。
ハラダ製茶
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緑茶のティーバッグ(50P入り)。
以前試した別の会社のティーバッグ(値段、量とも同程度)のものと比べてみると、大分しっかりしている。そこのは、入れた時の色がやや黄色に近い色で、味もお世辞にも良いとは言えなかった。それに対して、これは、まず色がちゃんと出るところが良い。普通の湯飲み茶碗では、少々小さいので、マグカップ(250ml)に入れて飲んでいるが、そのサイズでも、ちゃんと濃いめに出るのが素晴らしい。味は勿論、きちんと急須で入れたものと比べると、厳しいところはあるが、それでもぱっと手軽に入れられるところは、時によってはとてもよい。上と比べていてはキリはないが、それでもコストパフォーマンスを考えると、ほぼベストの水準ではないかと思う。
究極の文房具カタログ マストアイテム編
究極の文房具カタログ マストアイテム編
高畑正幸
ロコモーションパブリッシング
2006年2月10日 第1刷発行
ISBN: 978-4-86212-034-2
C0076
128ページ
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書く、消す、切る、貼る、綴じる、はかる、整理するといったテーマごとに文房具と、その使い方を紹介した本。
文房具を紹介した雑誌、本などは巷にあふれているが、本書は他と決定的に違っている。それらの多くは、新製品を紹介することが目的の一つであることが多い。そのため、沢山の写真があり、見ているだけで楽しい気分になれるが、一方で、当たり前ではあるが、その商品の欠点や弱点などは書かれていない。それに対して、本書は著者が実際に使ったものの中から、特にチョイスしてきたものを紹介している。つまり、多くの商品を試した中から、厳選されているものばかりだ。本書の特徴として、商品自体の説明を、著者自身の手によるイラストによっていることがある。この辺りも商品、或いは、文房具そのものに対する愛着なのかもしれない。
本書で紹介されている商品のほとんどは、ごく普通に買えるものだ。一本数万円もする万年筆などは手が出せないが、このぐらいの値段であれば、ちょっと試してみたくもある。また、比較的最近のものもあれば、数十年前からの定番商品もある。何でもかんでも新しいものの方が優れているように考えがちだが、長く残っているものにはそれなりの理由があるということも面白い。
本書の内容(文章とイラスト)は、著者のウェブページの「究極の文房具カタログ」のコーナーから、(本書に収録されていないものも含めて)読むことが出来るようだ。
高畑正幸
ロコモーションパブリッシング
2006年2月10日 第1刷発行
ISBN: 978-4-86212-034-2
C0076
128ページ
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書く、消す、切る、貼る、綴じる、はかる、整理するといったテーマごとに文房具と、その使い方を紹介した本。
文房具を紹介した雑誌、本などは巷にあふれているが、本書は他と決定的に違っている。それらの多くは、新製品を紹介することが目的の一つであることが多い。そのため、沢山の写真があり、見ているだけで楽しい気分になれるが、一方で、当たり前ではあるが、その商品の欠点や弱点などは書かれていない。それに対して、本書は著者が実際に使ったものの中から、特にチョイスしてきたものを紹介している。つまり、多くの商品を試した中から、厳選されているものばかりだ。本書の特徴として、商品自体の説明を、著者自身の手によるイラストによっていることがある。この辺りも商品、或いは、文房具そのものに対する愛着なのかもしれない。
本書で紹介されている商品のほとんどは、ごく普通に買えるものだ。一本数万円もする万年筆などは手が出せないが、このぐらいの値段であれば、ちょっと試してみたくもある。また、比較的最近のものもあれば、数十年前からの定番商品もある。何でもかんでも新しいものの方が優れているように考えがちだが、長く残っているものにはそれなりの理由があるということも面白い。
本書の内容(文章とイラスト)は、著者のウェブページの「究極の文房具カタログ」のコーナーから、(本書に収録されていないものも含めて)読むことが出来るようだ。
2011年4月24日日曜日
ムードコーラス 夢の競演
ムードコーラス 夢の競演
フリーボード
2007
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歌謡曲というのか、ムードコーラスというのか、とにかくそのコンピレーション盤。
そもそもリアルタイムで聴いていたわけではないが、曲を聴いてみると結構聞き覚えのあるものが多い。この時代独特の、今の音楽とはある意味全く別の種類の音楽がある。企画としては割と好きだが、どうせなら各グループや、楽曲の説明もあって欲しかった。たとえば、グループ名で、マヒナスターズやロス・プリモスから、和田弘や黒沢明といった名前が抜けているのかなど。この人たちは、今はどうか知らないが、実際に曲がヒットした時にはあった名前なのに。Wikipedia等で調べれば分かる話かもしれないが、説明してくれても良いと思う。知らないままでいていい人たちではないだろうから。
「小樽のひとよ」
鶴岡雅義と東京ロマンチカ
「コモエスタ赤坂」
ロス・インディオス
「ラブユー東京」
黒沢明とロス・プリモス
「知りすぎたのね」
ロス・インディオス
「誰よりも君を愛す」
和田弘とマヒナスターズ/松尾和子
「別れても好きな人」
ロス・インディオス&シルヴィア
「愛して愛して愛しちゃったのよ」
和田弘とマヒナスターズ/田代美代子
フリーボード
2007
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歌謡曲というのか、ムードコーラスというのか、とにかくそのコンピレーション盤。
そもそもリアルタイムで聴いていたわけではないが、曲を聴いてみると結構聞き覚えのあるものが多い。この時代独特の、今の音楽とはある意味全く別の種類の音楽がある。企画としては割と好きだが、どうせなら各グループや、楽曲の説明もあって欲しかった。たとえば、グループ名で、マヒナスターズやロス・プリモスから、和田弘や黒沢明といった名前が抜けているのかなど。この人たちは、今はどうか知らないが、実際に曲がヒットした時にはあった名前なのに。Wikipedia等で調べれば分かる話かもしれないが、説明してくれても良いと思う。知らないままでいていい人たちではないだろうから。
「小樽のひとよ」
鶴岡雅義と東京ロマンチカ
「コモエスタ赤坂」
ロス・インディオス
「ラブユー東京」
黒沢明とロス・プリモス
「知りすぎたのね」
ロス・インディオス
「誰よりも君を愛す」
和田弘とマヒナスターズ/松尾和子
「別れても好きな人」
ロス・インディオス&シルヴィア
「愛して愛して愛しちゃったのよ」
和田弘とマヒナスターズ/田代美代子
名調子!玉置宏の昭和ヒットコレクション 2
名調子!玉置宏の昭和ヒットコレクション 2
King Records
2010
----------
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いわゆる歌謡曲を集めたアルバムのシリーズの一つ。今のところ、Vol. 5まで出ている模様(→アマゾンへのリンク)。
この種のコンピレーションアルバムは、色々なレコード会社からこれでもかという程出されている。他の企画ものとの違いは、曲の前奏部分で、玉置宏氏の曲紹介のセリフが入っていることだろう。リアルタイムで聴いていた人にとっては懐かしいのかもしれないが、個人的にはあまり嬉しくない。歌そのものは、他のアルバムに収録されているものと同じなので、そこだけが異なっている。例えば、映画DVDの字幕や副音声のように、自分で有無を選択出来るようなしくみになっていれば良いと思うが、正直なところ、あっても特に良いことはない。この部分の違いで他の商品との差別化を狙ったのだとしたら、ちょっとどうかと思う。
King Records
2010
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いわゆる歌謡曲を集めたアルバムのシリーズの一つ。今のところ、Vol. 5まで出ている模様(→アマゾンへのリンク)。
この種のコンピレーションアルバムは、色々なレコード会社からこれでもかという程出されている。他の企画ものとの違いは、曲の前奏部分で、玉置宏氏の曲紹介のセリフが入っていることだろう。リアルタイムで聴いていた人にとっては懐かしいのかもしれないが、個人的にはあまり嬉しくない。歌そのものは、他のアルバムに収録されているものと同じなので、そこだけが異なっている。例えば、映画DVDの字幕や副音声のように、自分で有無を選択出来るようなしくみになっていれば良いと思うが、正直なところ、あっても特に良いことはない。この部分の違いで他の商品との差別化を狙ったのだとしたら、ちょっとどうかと思う。
剣の女王と烙印の仔VII
剣の女王と烙印の仔VII
杉井光
メディアファクトリー
MF文庫J す-03-07
2011年2月28日 初版第1刷発行
ISBN: 978-4-8401-3817-8
C0193
227ページ
----------
----------
シリーズ第7作目。
シリーズ開始当初は、ミネルヴァとクリスという二人の主人公が様々な面で中心に物語が進んでいたが、巻が進むに従って、その二人だけでなく、周囲のキャラクターたちの物語の全体に占める割合も次第に増してきた(実際、表紙のイラストなどを見てもそれがわかる)。それにより、物語そのものの幅も出てきたように思うし、また、進むにつれてだらけることもなく、スタート当初の緊張感を持ったまま進んできた点も良いと思う。
今巻は、大きな戦闘の場面などはなく、割と静かに進んでいるが、この先に向けて、いよいよ大きな動きがあるその前触れらしきものはいくつか見られる。最終的にどのくらいまで巻数が行くのかまだわからないが、今ぐらいのテンポで進んでくれると良いと思う。
杉井光
メディアファクトリー
MF文庫J す-03-07
2011年2月28日 初版第1刷発行
ISBN: 978-4-8401-3817-8
C0193
227ページ
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シリーズ第7作目。
シリーズ開始当初は、ミネルヴァとクリスという二人の主人公が様々な面で中心に物語が進んでいたが、巻が進むに従って、その二人だけでなく、周囲のキャラクターたちの物語の全体に占める割合も次第に増してきた(実際、表紙のイラストなどを見てもそれがわかる)。それにより、物語そのものの幅も出てきたように思うし、また、進むにつれてだらけることもなく、スタート当初の緊張感を持ったまま進んできた点も良いと思う。
今巻は、大きな戦闘の場面などはなく、割と静かに進んでいるが、この先に向けて、いよいよ大きな動きがあるその前触れらしきものはいくつか見られる。最終的にどのくらいまで巻数が行くのかまだわからないが、今ぐらいのテンポで進んでくれると良いと思う。
2011年4月23日土曜日
カンナ 天満の葬列
カンナ 天満の葬列
高田崇史
講談社
講談社ノベルス タS-33
2011年3月7日 第1刷発行
ISBN: 978-4-06-182769-1
C0293
280ページ
----------
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カンナシリーズ第7作目。
シリーズが全9巻を予定しているということで、これまで少しずつ進んできたのに比べると、物語そのものもスピードアップしてきたというか、大きな動きが見え始めたように感じる。残り2作で、どのように決着がつくのかまだわからないが、まだまだもう一山二山ありそうなので、期待して待ちたい。
また、ストーリーの展開ともう一つ、「歴史」というのもこのシリーズの重要な要素だが、これまではどちらかというと、QEDシリーズなどどこかで目にしてきたものを、改めてなぞっている、という印象があり、物足りない感じがしていたが、今作はそちらの面でも、良い意味で期待を裏切ってくれたというか、自分も作中の人物たちと同じく先入観で見ていたというのを気付かされて、その意味でも、今作は十分に満足の行く出来だったと思う。
高田崇史
講談社
講談社ノベルス タS-33
2011年3月7日 第1刷発行
ISBN: 978-4-06-182769-1
C0293
280ページ
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カンナシリーズ第7作目。
シリーズが全9巻を予定しているということで、これまで少しずつ進んできたのに比べると、物語そのものもスピードアップしてきたというか、大きな動きが見え始めたように感じる。残り2作で、どのように決着がつくのかまだわからないが、まだまだもう一山二山ありそうなので、期待して待ちたい。
また、ストーリーの展開ともう一つ、「歴史」というのもこのシリーズの重要な要素だが、これまではどちらかというと、QEDシリーズなどどこかで目にしてきたものを、改めてなぞっている、という印象があり、物足りない感じがしていたが、今作はそちらの面でも、良い意味で期待を裏切ってくれたというか、自分も作中の人物たちと同じく先入観で見ていたというのを気付かされて、その意味でも、今作は十分に満足の行く出来だったと思う。
2011年4月19日火曜日
灼眼のシャナXXI
灼眼のシャナXXI
高橋弥七郎
アスキー・メディアワークス
電撃文庫 た-14-27
2010年11月10日 初版発行
ISBN: 978-4-04-870050-4
C0193
305ページ
----------
----------
シリーズ第21巻。
最終決戦編に入ってから、なかなか話が進まず、随分と回り道していた感じがあるが、漸く終わりが見えてきた。ラストでどういう形での決着をつけようとしているのかは、まだわからないが、これまでの様々な伏線も含めて、なんとか次回、22巻にはけりがつきそうで何よりだと思う。あとは、最後きれいに終わることだけ、そこだけきっちり締めて欲しい。
高橋弥七郎
アスキー・メディアワークス
電撃文庫 た-14-27
2010年11月10日 初版発行
ISBN: 978-4-04-870050-4
C0193
305ページ
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シリーズ第21巻。
最終決戦編に入ってから、なかなか話が進まず、随分と回り道していた感じがあるが、漸く終わりが見えてきた。ラストでどういう形での決着をつけようとしているのかは、まだわからないが、これまでの様々な伏線も含めて、なんとか次回、22巻にはけりがつきそうで何よりだと思う。あとは、最後きれいに終わることだけ、そこだけきっちり締めて欲しい。
シリンダー世界111
シリンダー世界111
アダム=トロイ・カストロ
小野田和子 訳
早川書房
ハヤカワ文庫SF SF-カ-6-1 SF-1800
2011年3月10日 印刷
2011年3月15日 発行
ISBN: 978-4-15-011800-6
C0197
591ページ
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Emissaries from the Dead
by Adam-Troy Castro
2008
----------
----------
SF世界を舞台としたミステリという感じ。
フィリップ・K・ディック賞受賞とか、「『リングワールド』以上の特異な世界」といった宣伝(説明)を見ていたために、本作品に対する期待値は非常に高かった。ただ、SFと言えばそれこそ、アシモフや、H・G・ウェルズといった古典位のところで止まっていて、近年の作品はあまり詳しくないためか、それとも、本書に対する期待値が高かったためか、期待はずれ、とは言わないまでも若干の物足りなさを感じてしまった。
本書の立ち位置としては、やはり、SF的な要素を持ったごく普通の(つまり、あまりエキセントリックではないという意味で普通の)小説だろう。それこそ、ディックのような根本的な所から価値観を揺るがすようなタイプのものではない(個人的には、そういうものを期待していたが)。だから、本書で舞台となっている世界、シリンダー型の宇宙ステーション(映画などでは見栄えは良さそう)や、人口知性集合体であるAIソース(もうほとんど人間と人格的には変わらないので、意外と普通)も、あくまで物語を構成する一つの要素と考えると、割とノーマルな設定だと感じる。また、ミステリ的な面もきちんと解決しているので、読んだ後にどこか釈然としないような感覚は残らず、普通に楽しむことが出来る。
作者は、SFだけでなく、ホラーやらファンタジーなども書いているようだし、あるいはスパイダーマンなどの作品とも関わっているらしい。そのためか、本書も小説としてよりも、むしろ映像作品となった場合の方が、その舞台、あるいはガジェットの面白さが、よりわかり易くなると思う。
訳者のあとがきによると、本書はシリーズの第2作に当たるらしい。その第1作である短編があるらしいが、Wikipediaでもそれらしき記述が見当たらないし、AmazonではBook1とか出ていて、それらしきものがヒットしない。本書内では、主人公の過去に触れる記述が少なからずあるので、その辺の話を書いたものだとしたら、ちょっと読んでみたい(この後の話は既に出ている)。
cf. WikipediaのAdam-Troy Castroのページ(英語)
cf. Amazon.comへのリンク
アダム=トロイ・カストロ
小野田和子 訳
早川書房
ハヤカワ文庫SF SF-カ-6-1 SF-1800
2011年3月10日 印刷
2011年3月15日 発行
ISBN: 978-4-15-011800-6
C0197
591ページ
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Emissaries from the Dead
by Adam-Troy Castro
2008
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SF世界を舞台としたミステリという感じ。
フィリップ・K・ディック賞受賞とか、「『リングワールド』以上の特異な世界」といった宣伝(説明)を見ていたために、本作品に対する期待値は非常に高かった。ただ、SFと言えばそれこそ、アシモフや、H・G・ウェルズといった古典位のところで止まっていて、近年の作品はあまり詳しくないためか、それとも、本書に対する期待値が高かったためか、期待はずれ、とは言わないまでも若干の物足りなさを感じてしまった。
本書の立ち位置としては、やはり、SF的な要素を持ったごく普通の(つまり、あまりエキセントリックではないという意味で普通の)小説だろう。それこそ、ディックのような根本的な所から価値観を揺るがすようなタイプのものではない(個人的には、そういうものを期待していたが)。だから、本書で舞台となっている世界、シリンダー型の宇宙ステーション(映画などでは見栄えは良さそう)や、人口知性集合体であるAIソース(もうほとんど人間と人格的には変わらないので、意外と普通)も、あくまで物語を構成する一つの要素と考えると、割とノーマルな設定だと感じる。また、ミステリ的な面もきちんと解決しているので、読んだ後にどこか釈然としないような感覚は残らず、普通に楽しむことが出来る。
作者は、SFだけでなく、ホラーやらファンタジーなども書いているようだし、あるいはスパイダーマンなどの作品とも関わっているらしい。そのためか、本書も小説としてよりも、むしろ映像作品となった場合の方が、その舞台、あるいはガジェットの面白さが、よりわかり易くなると思う。
訳者のあとがきによると、本書はシリーズの第2作に当たるらしい。その第1作である短編があるらしいが、Wikipediaでもそれらしき記述が見当たらないし、AmazonではBook1とか出ていて、それらしきものがヒットしない。本書内では、主人公の過去に触れる記述が少なからずあるので、その辺の話を書いたものだとしたら、ちょっと読んでみたい(この後の話は既に出ている)。
cf. WikipediaのAdam-Troy Castroのページ(英語)
cf. Amazon.comへのリンク
2011年4月15日金曜日
逆算メモ術 結果を出している人の実践テクニック
逆算メモ術 結果を出している人の実践テクニック
マイコミジャーナル編集部 編
毎日コミュニケーションズ
マイコミ新書
2010年10月31日 初版第1刷発行
ISBN: 978-4-8399-3643-3
C0234
231ページ
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さまざまな分野で活躍する人たちのメモの取り方を、それぞれの目的、場面によって分類し、短くまとめた本。
元々は、ウェブ上での連載企画だったものを新書の形でまとめたものらしいが、今回初めて目にした。この本では、一つのメモの方法を2、3ページの短さにまとめたものを、メモ1からメモ65まで並べている。そのため、一つ一つが短く、まとまった時間がなくとも、合間合間に少しずつ読み進めることができる点は、非常に読みやすく歓迎される。
それに対して、この本では11人の人がメモの達人として登場するが、あるテーマ(例えば、仕事の場面におけるメモなど)にでは、同じ人のメモがいくつも続けて出てくる一方、別の人はそのテーマにはほとんど登場しないということもある。もちろん、これは一つ一つを2、3ページの長さにし、人間ではなく、メモという軸で分類した結果であるが、個人的には、もっとその方法をとる「達人」たちに依存した並べ方であって欲しかった。ここで紹介されている方法はどれも、各人が自らの必要に応じて、編み出し、工夫した結果であるのだから、そのありようもまた、その人個人に大きく拠っているはずだ。ならば、細切れにするのではなく、もうすこし、人間の輪郭が見えるようなほうが良い。その上で、別の使い方として、こういうアイディアもある、という紹介の仕方のほうが良かったのでは、と思う。(もしかしたら、ウェブ上ではそのような形式の連載なのかもしれない。だから書籍では、ウェブ上とは違う視点で並べようとしたのかもしれない。確認してないので、わからないが。)
一つ一つの方法は、すでに実行していたり、あるいは、どこか別の場面で見たことがあったり、特に、新鮮に感じられるものはなかった。そのなかで、一つ興味深かったのは、電話のメモの取り方から、社内外の人間関係の様子を把握していく、というアイディアだ。この視点は自分にはないものだったので、非常に面白く感じた。
この本で紹介されているメモの方法は、やはり個人が自分の必要に合わせて作り上げていったものばかりだと思うので、それをそのまま流用することが適当とは思わないが、そのエッセンス、発想は別の場面でも十分に機能するものもあると思う。
マイコミジャーナル編集部 編
毎日コミュニケーションズ
マイコミ新書
2010年10月31日 初版第1刷発行
ISBN: 978-4-8399-3643-3
C0234
231ページ
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さまざまな分野で活躍する人たちのメモの取り方を、それぞれの目的、場面によって分類し、短くまとめた本。
元々は、ウェブ上での連載企画だったものを新書の形でまとめたものらしいが、今回初めて目にした。この本では、一つのメモの方法を2、3ページの短さにまとめたものを、メモ1からメモ65まで並べている。そのため、一つ一つが短く、まとまった時間がなくとも、合間合間に少しずつ読み進めることができる点は、非常に読みやすく歓迎される。
それに対して、この本では11人の人がメモの達人として登場するが、あるテーマ(例えば、仕事の場面におけるメモなど)にでは、同じ人のメモがいくつも続けて出てくる一方、別の人はそのテーマにはほとんど登場しないということもある。もちろん、これは一つ一つを2、3ページの長さにし、人間ではなく、メモという軸で分類した結果であるが、個人的には、もっとその方法をとる「達人」たちに依存した並べ方であって欲しかった。ここで紹介されている方法はどれも、各人が自らの必要に応じて、編み出し、工夫した結果であるのだから、そのありようもまた、その人個人に大きく拠っているはずだ。ならば、細切れにするのではなく、もうすこし、人間の輪郭が見えるようなほうが良い。その上で、別の使い方として、こういうアイディアもある、という紹介の仕方のほうが良かったのでは、と思う。(もしかしたら、ウェブ上ではそのような形式の連載なのかもしれない。だから書籍では、ウェブ上とは違う視点で並べようとしたのかもしれない。確認してないので、わからないが。)
一つ一つの方法は、すでに実行していたり、あるいは、どこか別の場面で見たことがあったり、特に、新鮮に感じられるものはなかった。そのなかで、一つ興味深かったのは、電話のメモの取り方から、社内外の人間関係の様子を把握していく、というアイディアだ。この視点は自分にはないものだったので、非常に面白く感じた。
この本で紹介されているメモの方法は、やはり個人が自分の必要に合わせて作り上げていったものばかりだと思うので、それをそのまま流用することが適当とは思わないが、そのエッセンス、発想は別の場面でも十分に機能するものもあると思う。
ブラック・ラグーン2 罪深き魔術師(=ウィザード)の哀歌(=バラード)
ブラック・ラグーン2 罪深き魔術師(=ウィザード)の哀歌(=バラード)
虚淵玄(=うろぶちげん)(ニトロプラス) 著
広江礼威 原作・イラスト
小学館
ガガガ文庫 ガう 1-4
2011年1月23日 初版第1刷発行
ISBN: 978-4-09-451249-6
C0193
218ページ
----------
----------
約2年半ぶりの、ブラック・ラグーンのノベライズ第2弾。
小説としての質、面白さについては流石の出来だと思う。前作からある程度時間が空いているためか、その間に原作に登場した人物なども色々と出てくるので、その辺りの奥行きというか、幅というのは前作よりも広がっていると思う。
また、前作のノベライズを読んだ時に、原作に対してある種のリスペクトというか、多少遠慮しているなという感じを持ったが、今作でも、やはり原作への意識というのはあると思う。漫画版の原作と比べると、やや(というか、結構)シリアスさに欠けるというか、見方によってはギャグ的にすら見えてしまう。確かに、どれだけ派手に暴れても結果的に丸く収まるというのは、ある意味での安心感ではあると思うが、この漫画の魅力の一つには、そのシビアさ、容赦のなさもあると思う。その意味で、このノベライズは、娯楽としての面白さとともに、若干の物足りなさも感じられてしまう。
虚淵玄(=うろぶちげん)(ニトロプラス) 著
広江礼威 原作・イラスト
小学館
ガガガ文庫 ガう 1-4
2011年1月23日 初版第1刷発行
ISBN: 978-4-09-451249-6
C0193
218ページ
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約2年半ぶりの、ブラック・ラグーンのノベライズ第2弾。
小説としての質、面白さについては流石の出来だと思う。前作からある程度時間が空いているためか、その間に原作に登場した人物なども色々と出てくるので、その辺りの奥行きというか、幅というのは前作よりも広がっていると思う。
また、前作のノベライズを読んだ時に、原作に対してある種のリスペクトというか、多少遠慮しているなという感じを持ったが、今作でも、やはり原作への意識というのはあると思う。漫画版の原作と比べると、やや(というか、結構)シリアスさに欠けるというか、見方によってはギャグ的にすら見えてしまう。確かに、どれだけ派手に暴れても結果的に丸く収まるというのは、ある意味での安心感ではあると思うが、この漫画の魅力の一つには、そのシビアさ、容赦のなさもあると思う。その意味で、このノベライズは、娯楽としての面白さとともに、若干の物足りなさも感じられてしまう。
2011年4月10日日曜日
PILOT PETIT 1(ペチット1)
Petit 1(ペチット1)
Petit 1・2・3専用インクカートリッジ
PILOT
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以前から、興味を持っていたパイロット社の廉価版万年筆(正確には、万年筆風サインペン)Petit 1に新型が出たので、こまもの本舗 楽天市場店より購入。
ペン本体の方は、カラー4色とノンカラー1色の5つの選択肢がある。内、ノンカラーのものについては、インクカートリッジが1本付属する(全8色から選べる。その他の4色には付属しないので、別途購入の必要有り)。
専用インクはすべてカートリッジタイプで全8色の中から選択する。
まず、サイズについて。一目見ての第一印象は、「小さい」だ。色々なショップや、パイロット社の商品ページを見ても、具体的なサイズの情報は掲載されていないが、結構小さい。キャップをはめた状態で約10cm強。キャップを後部に付けて、普通のボールペンと同じ程度という大きさ。写真などで見ると、以前の旧タイプのものも同じくらいの大きさのようなので、特に今回小さくなったということではないだろうが、筆記用具というより、おもちゃという感じだ。
次に、使用感について。カートリッジをさすと、ペン先を上に向けているにもかかわらず、ペン軸の中の白い部分(多分、不織布)をどんどんインクが上に向かって染め上げて行くのがわかる。万年筆では、逆にインクがなかなかペン先に行かないが、こうまでインクの進み具合が目に見えるというのも、意外と新鮮な感じがしてなかなか面白い。書き具合は、思っていたほど固くはなかった。プラチナ萬年筆のPreppyのときには、カリカリとした書き味だった印象があるが、そこまでの固さはない。
その他について。まず、価格、関連商品について。以前のタイプは、1本が300円、今回の新型は200円なので、結構お得な値段になった(プラチナのPreppyと同じになった)。インクの値段は以前と変わらず。また、ペン先が万年筆のものと共に、サインペンタイプ(ペチット2)、筆ペンタイプ(ペチット3)と少し種類が増えてもいる。それに対して、カラーリングについては、以前よりも選択肢が、本体、インクとも減っている。まあ、特に影響はないが。
その他の使用法について。ペンの構造的に、使用途中でインクの色を変えることは出来なさそうではあるが、カートリッジの口径を見ると、パイロット社の他の万年筆のインクカートリッジとほぼ同等の大きさなので、それらで代替は可能だと思う。ただ、ペンの長さが短いので、通常の長さのカートリッジを装着すると、胴体部分を戻せずに、カートリッジがむき出しのままになる(多分、使いづらい)。どうしてもやりたければ、使用済みのからのカートリッジに、インクを入れて使うくらいか(コスト的に割に合わないと思うけど)。
その他、全体的な印象について。やはり筆記用具というよりも、おもちゃとか、アイテムという認識が適当だろうと思う。ちょっとした筆記には使えても、これを主力にするのはちょっと厳しいと思う。パイロット社の商品ページは、旧型のページが消えて、すべて新型のペチット1・2・3になっているが、ネットショップなどを見ると、まだまだ在庫の旧型を売っているところもある。旧型のページも削除するのではなく、並行しておいておいて欲しかった。また、旧型のインクカートリッジなどは使えるかどうか、など細かいことかもしれないが、そういった情報もあると良かったのではと思う。
cf. パイロット社の商品ページ(ペチット1)へのリンク
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cf. こまもの本舗 楽天市場店へのリンク
Petit 1・2・3専用インクカートリッジ
PILOT
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以前から、興味を持っていたパイロット社の廉価版万年筆(正確には、万年筆風サインペン)Petit 1に新型が出たので、こまもの本舗 楽天市場店より購入。
ペン本体の方は、カラー4色とノンカラー1色の5つの選択肢がある。内、ノンカラーのものについては、インクカートリッジが1本付属する(全8色から選べる。その他の4色には付属しないので、別途購入の必要有り)。
専用インクはすべてカートリッジタイプで全8色の中から選択する。
まず、サイズについて。一目見ての第一印象は、「小さい」だ。色々なショップや、パイロット社の商品ページを見ても、具体的なサイズの情報は掲載されていないが、結構小さい。キャップをはめた状態で約10cm強。キャップを後部に付けて、普通のボールペンと同じ程度という大きさ。写真などで見ると、以前の旧タイプのものも同じくらいの大きさのようなので、特に今回小さくなったということではないだろうが、筆記用具というより、おもちゃという感じだ。
次に、使用感について。カートリッジをさすと、ペン先を上に向けているにもかかわらず、ペン軸の中の白い部分(多分、不織布)をどんどんインクが上に向かって染め上げて行くのがわかる。万年筆では、逆にインクがなかなかペン先に行かないが、こうまでインクの進み具合が目に見えるというのも、意外と新鮮な感じがしてなかなか面白い。書き具合は、思っていたほど固くはなかった。プラチナ萬年筆のPreppyのときには、カリカリとした書き味だった印象があるが、そこまでの固さはない。
その他について。まず、価格、関連商品について。以前のタイプは、1本が300円、今回の新型は200円なので、結構お得な値段になった(プラチナのPreppyと同じになった)。インクの値段は以前と変わらず。また、ペン先が万年筆のものと共に、サインペンタイプ(ペチット2)、筆ペンタイプ(ペチット3)と少し種類が増えてもいる。それに対して、カラーリングについては、以前よりも選択肢が、本体、インクとも減っている。まあ、特に影響はないが。
その他の使用法について。ペンの構造的に、使用途中でインクの色を変えることは出来なさそうではあるが、カートリッジの口径を見ると、パイロット社の他の万年筆のインクカートリッジとほぼ同等の大きさなので、それらで代替は可能だと思う。ただ、ペンの長さが短いので、通常の長さのカートリッジを装着すると、胴体部分を戻せずに、カートリッジがむき出しのままになる(多分、使いづらい)。どうしてもやりたければ、使用済みのからのカートリッジに、インクを入れて使うくらいか(コスト的に割に合わないと思うけど)。
その他、全体的な印象について。やはり筆記用具というよりも、おもちゃとか、アイテムという認識が適当だろうと思う。ちょっとした筆記には使えても、これを主力にするのはちょっと厳しいと思う。パイロット社の商品ページは、旧型のページが消えて、すべて新型のペチット1・2・3になっているが、ネットショップなどを見ると、まだまだ在庫の旧型を売っているところもある。旧型のページも削除するのではなく、並行しておいておいて欲しかった。また、旧型のインクカートリッジなどは使えるかどうか、など細かいことかもしれないが、そういった情報もあると良かったのではと思う。
cf. パイロット社の商品ページ(ペチット1)へのリンク
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cf. こまもの本舗 楽天市場店へのリンク
2011年4月9日土曜日
傾物語(=カブキモノガタリ)
傾物語(=カブキモノガタリ)
西尾維新
講談社
講談社BOX ニA-23
2010年12月24日 第1刷発行
ISBN: 978-4-06-283767-5
C0093
342ページ
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『猫物語(白)』に続く、新章の第2弾。八九寺真宵の巻。
八九寺真宵を前面に押し出しつつ、また、「<物語>史上最強の二人組が・・・」なんて宣伝文句を見て、勝手に勘違いしていたが、八九寺真宵はそれほどガンガンは出てこなかった。勿論、彼女に対してスポットが当たっているのは確かだが、当初想像していたのとは違った展開だった。
個人的な印象だが、シリーズを重ねるに従って、どんどん面白くなっているというか、「上手く」なっている、作品としてのレベルは上がっているように思う。勿論、作品によって、展開の仕方は同じではないし、また、どの作品にも、特にストーリー上意味のない、他愛のない会話が少なからず入っている。それにも関わらず、上手くなっているというのは、作品としてきちんと完成している、閉じているからだ。今作のストーリーはこのシリーズにおいてもかなりぶっとんでいる。一歩間違えば大ブーイング受けかねないほどの大技を使っている。にもかかわらず、それなりのところに落としている。そこが上手いと考える理由だ。また、ラストでの八九寺真宵との会話も良い。それで、すべて救われる。
西尾維新
講談社
講談社BOX ニA-23
2010年12月24日 第1刷発行
ISBN: 978-4-06-283767-5
C0093
342ページ
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『猫物語(白)』に続く、新章の第2弾。八九寺真宵の巻。
八九寺真宵を前面に押し出しつつ、また、「<物語>史上最強の二人組が・・・」なんて宣伝文句を見て、勝手に勘違いしていたが、八九寺真宵はそれほどガンガンは出てこなかった。勿論、彼女に対してスポットが当たっているのは確かだが、当初想像していたのとは違った展開だった。
個人的な印象だが、シリーズを重ねるに従って、どんどん面白くなっているというか、「上手く」なっている、作品としてのレベルは上がっているように思う。勿論、作品によって、展開の仕方は同じではないし、また、どの作品にも、特にストーリー上意味のない、他愛のない会話が少なからず入っている。それにも関わらず、上手くなっているというのは、作品としてきちんと完成している、閉じているからだ。今作のストーリーはこのシリーズにおいてもかなりぶっとんでいる。一歩間違えば大ブーイング受けかねないほどの大技を使っている。にもかかわらず、それなりのところに落としている。そこが上手いと考える理由だ。また、ラストでの八九寺真宵との会話も良い。それで、すべて救われる。
レンタルマギカ 魔法使いの妹、再び
レンタルマギカ 魔法使いの妹、再び
三田誠
角川書店
角川スニーカー文庫 S-177-19
平成23年2月1日 初版発行
ISBN: 978-4-04-424925-0
C0193
281ページ
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短編集。短編x2(現代編)と中編x1(過去編)の3本。
大きなイベントの合間の短編集ではあるが、本編のストーリーと無関係な(例えば、かつて雑誌に掲載されたものを無造作に並べただけの)短編集ではなく、ストーリーの隙間を補完するというか、より厚みを持たせるための短編集だ。おそらく、この短編集を飛ばして読んだとしても、話を追うのに特に支障はないだろう。それでも、普段はあまり描かれないキャラクターの後ろにある景色を少し見ておくというのも、悪くはないと思う。
このシリーズでもっとも与える印象の強いキャラクターの一人が、主人公の妹だと思うが、彼女の言動、特に、ラストのところでのセリフが、この後のどの展開を指しているのか、どこへどう効いてくるのか。ぜひ、続きを期待したい。
三田誠
角川書店
角川スニーカー文庫 S-177-19
平成23年2月1日 初版発行
ISBN: 978-4-04-424925-0
C0193
281ページ
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短編集。短編x2(現代編)と中編x1(過去編)の3本。
大きなイベントの合間の短編集ではあるが、本編のストーリーと無関係な(例えば、かつて雑誌に掲載されたものを無造作に並べただけの)短編集ではなく、ストーリーの隙間を補完するというか、より厚みを持たせるための短編集だ。おそらく、この短編集を飛ばして読んだとしても、話を追うのに特に支障はないだろう。それでも、普段はあまり描かれないキャラクターの後ろにある景色を少し見ておくというのも、悪くはないと思う。
このシリーズでもっとも与える印象の強いキャラクターの一人が、主人公の妹だと思うが、彼女の言動、特に、ラストのところでのセリフが、この後のどの展開を指しているのか、どこへどう効いてくるのか。ぜひ、続きを期待したい。
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