2011年4月15日金曜日

ブラック・ラグーン2 罪深き魔術師(=ウィザード)の哀歌(=バラード)

ブラック・ラグーン2 罪深き魔術師(=ウィザード)の哀歌(=バラード)
虚淵玄(=うろぶちげん)(ニトロプラス) 著
広江礼威 原作・イラスト
小学館
ガガガ文庫 ガう 1-4
2011年1月23日 初版第1刷発行
ISBN: 978-4-09-451249-6
C0193
218ページ
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 約2年半ぶりの、ブラック・ラグーンのノベライズ第2弾。

 小説としての質、面白さについては流石の出来だと思う。前作からある程度時間が空いているためか、その間に原作に登場した人物なども色々と出てくるので、その辺りの奥行きというか、幅というのは前作よりも広がっていると思う。

 また、前作のノベライズを読んだ時に、原作に対してある種のリスペクトというか、多少遠慮しているなという感じを持ったが、今作でも、やはり原作への意識というのはあると思う。漫画版の原作と比べると、やや(というか、結構)シリアスさに欠けるというか、見方によってはギャグ的にすら見えてしまう。確かに、どれだけ派手に暴れても結果的に丸く収まるというのは、ある意味での安心感ではあると思うが、この漫画の魅力の一つには、そのシビアさ、容赦のなさもあると思う。その意味で、このノベライズは、娯楽としての面白さとともに、若干の物足りなさも感じられてしまう。

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