カンナ 天満の葬列
高田崇史
講談社
講談社ノベルス タS-33
2011年3月7日 第1刷発行
ISBN: 978-4-06-182769-1
C0293
280ページ
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カンナシリーズ第7作目。
シリーズが全9巻を予定しているということで、これまで少しずつ進んできたのに比べると、物語そのものもスピードアップしてきたというか、大きな動きが見え始めたように感じる。残り2作で、どのように決着がつくのかまだわからないが、まだまだもう一山二山ありそうなので、期待して待ちたい。
また、ストーリーの展開ともう一つ、「歴史」というのもこのシリーズの重要な要素だが、これまではどちらかというと、QEDシリーズなどどこかで目にしてきたものを、改めてなぞっている、という印象があり、物足りない感じがしていたが、今作はそちらの面でも、良い意味で期待を裏切ってくれたというか、自分も作中の人物たちと同じく先入観で見ていたというのを気付かされて、その意味でも、今作は十分に満足の行く出来だったと思う。
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