花物語
西尾維新
講談社
講談社BOX ニA-24
2011年3月29日 第1刷発行
ISBN: 978-4-06-283771-2
C0093
272ページ
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『猫(白)』、『傾』につづく物語シリーズ新章の3冊目。
今作は神原駿河の視点で語られる。そのため、『猫(白)』の時もそうだったが、それ以外のシリーズ作品とは印象が大分違う。外から見ている限り(アニメとか、オーディオブック版も含めて)、シンプル極まりない人格に見えていたキャラクターだったが、意外と悩んでいて、ちょっと意外だった。
また、これまでが、時間の前後はあれど、物語の語り部が変われど、基本的には主人公阿良々木暦が高校生のときの話である点は一致していた。それに対し、今作はその卒業後ということで、若干時間が乖離しており、それに伴って所々物語の背景が変わっている。これも神原駿河を動かすため、ある意味必要からだと思うが、色々考えさせられる所でもあった。
これまでシリーズは一通り読んで来ているけれど、新鮮、ある意味で一番青春な小説だったと思う。
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