2011年7月19日火曜日

死ねばいいのに

死ねばいいのに
京極夏彦
講談社
2010年5月15日 第1刷発行
2010年8月9日 第5刷発行
ISBN: 978-4-06-216172-5
C0093
398ページ
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 少し前に、電子書籍でも同時発売するということで話題にもなっていた気がする。

 シリーズ外の作品、あるいは新シリーズの1作目というのは、先の展開が予測しにくい面があると思うが、この作品に関しても、その部分がかなり強く聴いていたのでは、と思う。ストーリーはシンプルで、とある事件を中心に、その周辺人物へ話を聞きにいくことで、事件の輪郭が、あるいは、被害者が徐々に見えてくるという話だ。その過程で事件が徐々に解決していくわけではなく、あくまでも事件そのものが見えてくるだけだ。その点では、なかなかこの作品がどのような結末を迎えるのかなかなか予想出来ない。何度も使えるてではないが、とても興味深いと思う。

 また、この本と続けて読んだ森博嗣の『ヴォイド・シェイパ』が作品の構造や、テイストは違えど、非常によく似たかたちをもっているように感じた。

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