2012年2月27日月曜日

ケモノガリ2

ケモノガリ2
東出祐一郎
小学館
ガガガ文庫 ガひ 1-4
2010年7月
ISBN: 978-4-09-451219-9
C0193
342ページ
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 シリーズ2作目。

 前作は、中2病的な妄想が絶妙なところでバランスよく上手い具合に配置された結果でき上がった作品だという印象を受けた。それとは異なり、今作は真面目に考えて小説を書いた結果という風に感じた。同じ方法ではダメだと考えてそうしたのか、それとも勝手にこちらがそう思っているだけなのかは不明だが。その意味で、今作は、前作ほど尖っているわけではないが、一方で、キャラクターの背景だとか、どんでん返しだとか、技術的な部分は巧みになっていると思う。その分、ボリュームも増している。

 前作を読んだ時、これ一作で続きは出ないだろうという作品だったが、今作を読む限り、以降の作品いついても書けそうな感じを受けた。勿論、内容的にはかなり問題作だとも思うが(正直、小学館でよく出せたと思う)。

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