2012年8月28日火曜日

横溝正史自薦集 3 八つ墓村

横溝正史自選集 3 八つ墓村
横溝正史
出版芸術社
横溝正史自選集 3
平成19年3月
ISBN: 978-4-88293-316-8
C0093
382ページ
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 言わずと知れた『八つ墓村』。

 以前に『悪魔の手毬唄』を読んで非常に面白かったので、他の横溝作品も試してみようと言うことで手を出してみた。年代的なものも考えて割り引かないといけないのだろうし、好みの問題もあるだろうが、イマイチ物足りないと感じた。

 1950年頃に連載されていた作品のようなので、おそらく、異人殺しの伝説をモチーフにした作品としてはかなり古い部類に入るのではないかと思う。ただ、登場人物の行動が、あまりに短絡的だったり、また、推理小説的な謎解きの要素が少なかったり、ミステリとして見ると、ちょっと残念という気がする。ただこの辺りの作品になると、そういった点よりもむしろ、作品それ自体がある種記念碑的な意味を持っている面もあるので、なかなか難しい。

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