2012年8月11日土曜日

運命のボタン

運命のボタン
リチャード・マシスン
尾ノ上浩司編/伊藤典夫・尾ノ上浩司訳
早川書房
ハヤカワ文庫 NV-マ-6-6 NV-1213
2010年3月
ISBN: 978-4-15-041213-5
C0193
458ページ
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The Box: Button, Button and Other Storis
by Richard Matheson
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 短篇集。

 リチャード・マシスンの本は初めてだったので、どんな作風なのかわからずに読み始めたが、非常に面白かった。時に残酷で、時に温かく、解決されないまま放り出されるというのも短篇小説ならではの良さだと思う。また、作品、作家についての事前の情報がほとんどなかったことも良かった。展開が予測出来ない方が楽しめて良い。

 また、巻末の解説に各短篇の解説があるが、それを見ると映画化されている作品が結構多かった。「運命のボタン」、「四角い墓場(『リアル・スティール』の原作)」など割と最近のもあった(どちらも見ていないが)。

全13編。「魔女戦線」が印象的だった。なんというか、今の日本に近い感覚な気がした。「運命のボタン」とかはディックに近いテイストだと思う。

運命のボタン Button, Button 伊藤典夫訳
針 Needle in the Heart 尾ノ上浩司訳
魔女戦線 Witch War 尾ノ上浩司訳
わらが匂う Wet Straw 尾ノ上浩司訳
チャンネル・ゼロ Through Channels 尾ノ上浩司訳
戸口に立つ少女 Little Girl Knocking on My Door 尾ノ上浩司訳
ショック・ウェーヴ Shock Wave 尾ノ上浩司訳
帰還 Return 尾ノ上浩司訳
死の部屋のなかで Dying Room Only 尾ノ上浩司訳
小犬 The Puppy 尾ノ上浩司訳
四角い墓場 Steel 尾ノ上浩司訳
声なき叫び Mute 尾ノ上浩司訳 
二万フィートの悪夢 Nightmare at 20000 Feet 尾ノ上浩司訳

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