2012年8月28日火曜日

特捜部Q ー檻の中の女ー

特捜部Q ー檻の中の女ー
ユッシ・エーズラ・オールスン
吉田奈保子 訳
早川書房
ハヤカワミステリ 1848
2011年6月
ISBN: 978-4-15-001848-1
C0297
461ページ
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Kvinden I Buret
by Jussi Adler-Olsen
2008
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 特捜部Qシリーズ第1作。

 面白い。扱っている内容は非常に重く、決して気楽に読む、というようなものではないが、この重量感は非常に面白い。最近は、スティーグ・ラーソンのミレニアム三部作なども含め、北欧系のミステリが盛んに翻訳されているが、この作品、あるいは作家はその中でも特別になるかもしれない。人物の造形などよりもはるかに、事件そのものの特異性が際立っている。スケールのこれだけ大きな事件を扱いながら、それをきちんと着地させる辺りも含めて、とても楽しみな作家だと思う。

  さすがに、デンマーク語で読むことはできないが、これだけ北欧系のミステリが充実してくるようだと、本当に何か言葉を勉強してみたくなる。なお、英語版は英国と米国でタイトルが違うようだ。今に始まった話ではないが、いい加減紛らわしいので統一してもらいたい。

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