BLEACH Spirits Are Forever With You II
久保帯人 成田良悟
集英社
JUMP J BOOKS
2012年6月
ISBN: 978-4-08-703266-6
C0093
499ページ
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成田良悟によるBLEACHノベライズの2分冊の第2巻目。完成度は高い。
最初(I巻目の前半など)の内は、どうにも違和感があった。何しろ、普段は漫画で、つまり絵とセリフで読んでいる作品を小説として読むというのは、変な感じだった。特に、漫画本編では出ていないキャラなど、手探りのまま読んでいたのだが、各キャラのセリフなど、非常に雰囲気があり、本当にセリフだけで誰が喋っているのか区別出来るほどだった。
今回は「痣城剣八」という人物を中心に物語が進んでいるが、それぞれのキャラクターがどんな思惑で行動しているのか、それが裏にきちんとあるのがわかるというのもいい印象を受けた。巻末で原作者の久保帯人氏がコメントしているが、本当にBLEACHを好きで読んでいる人が書いた作品だという印象を受けた。この作品自体は、本編には関係ないのだろうが、これ自体で映画なり、OVAみたいなものを作っても良さそうな程の完成度だったと思う。この水準の作品になるなら、今回に限らずまたやって欲しい。
特に本編とは関係ないが、I巻とII巻でページ数がかなり(約200ページほど)違うのは、何かあるのだろうか。勿論、展開による部分も大きいと思うが、どうせならもう少しバランスをとっても良さそうなのに。