マクロ経済学のナビゲーター(第3版)
脇田成
日本評論社
2012年2月 第3版第1刷発行
ISBN: 978-4-535-55672-0
C3033
263ページ
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学部でやるマクロ経済学の内容がまとまって書かれている。古典派とケインジアンとでどういう前提で考え、どういう結果を得ているのか、対比しながら書かれているため、考えを整理し易い。また、現実の政策に対しての考え方、コメントが豊富にあり、現実の経済とのつながり、という点でも使い易い本だと思う。文体は、いわゆる教科書的なそれではなく、先生と生徒の対話形式で全編進むため、その点も、読み易くしている一つの要因だと思う。
他方で、かなりのボリュームを少ないページ数の中に収めているため、時に説明不足であったり、理論の飛躍がある。そのため、独力で進めるというよりは、他の教科書で勉強した内容を整理する、あるいは授業を受けつつ参考書として使うのが良いのではと思う。
1点、不満があるのは、参考文献についての扱いだ。本文中に言及されている情報、著者名や年代などから当該の論文を見つけることも不可能ではないが、巻末などにまとめてリストとしてのせておいて欲しい。
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