微分と積分[新版] その思想と方法
遠山啓
日本評論社
日評数学選書
1970年2月 第1版第1刷発行
2001年7月 新版第1刷発行
ISBN: 4-535-60130-5
284ページ
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流石に名著といわれるだけあって、読んでみて色々と勉強になる本。微分、積分の教科書はそれこそ無数にあって、今更どうという期待も無く読み始めた本だが、結構基本的なところで目から鱗が落ちるような感覚を得た。単なる勉強不足なのか、これまで読んで来た教科書と違ったアプローチから説明しているところも幾つもあり、こういう考え方をしていたのか、と面白く読むことが出来た。初学者が読むよりも、一度勉強した人が改めて読んでみるほうが効用が大きいのではないかという本。
ただ一つ古い、という点だけは注意がいると思う。大体のところは問題無く読めるが。三角関数の微分の辺りは少し厳しい。sin、cos、tanに加えて、cot、sec、cosecまで出てくる。いつ頃まで、後者の三角比が教えられていたかは知らないが、これらの微分、積分を自在に使えない世代にとっては、結構きついと思う。
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