2013年3月15日金曜日

うみねこのなく頃に散 Episode 5 End of the golden witch (下)

うみねこのなく頃に散 Episode 5 End of the golden witch (下)
竜騎士07
考証協力:KEIYA
講談社
講談社BOX リA-27
2012年12月 第1刷発行
ISBN: 978-4-06-283811-5
C0093
282ページ
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 Episode 5、「展開編」の下巻。

 巻末のあとがき等でも触れられているが、シリーズの一つの転換点となる作品。『ひぐらし』のときはある意味、パラレルワールドのような感じで各巻が独立しているような作りになっていたが、このシリーズは一連の流れの中という構造。少しずつヒントを提示し、話を転がしていくという手法は確かに理解出来る。

 しかしながら、その一方でこのEpisode 5の上下巻が、7月と12月とこれだけの期間が開いていること、Episode 4と5が約2年も開いているのは頂けない。また、講談社BOXという形だけでなく、漫画やゲームなど多媒体で展開している点も気になる。わざわざ他のメディアまでチェックしているわけではないので、一つのメディアの中で完結する用に作ってもらいたい。アイディアとしては面白いのかもしれないが、ずっと関心を持っている一部のファン以外に対して、受け入れづらい作りになっているのはもったいないと同時に、エンタメ的にどうなのかという気もする。まあ、どちらでもいいが次巻は期間を置かずに早めに出してもらいたい。

2013年3月12日火曜日

iPad用ケース

iPad用ケース
WY Styleショップ
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こちらに書いたように、袋状のものを購入。

iPadの他にも、対応機種が併記してあるように、サイズ的にはiPadにぴったりではない。上下、左右とも多少の隙間があるので、出し入れし易い。一方で、Amazonの商品ページにある写真のように、サイドのポケットにものを入れるのは難しいだろう。ケーブル位は大丈夫だろうが、厚みのあるものは向かないと思う。iPadのケースとしてどんな機能を望むのかにもよると思うが、「カバンに入れて持ち歩くのに傷がつかない」というのを要件とする限りこの製品は十二分に機能すると思う。

 一点、気になるのは、商品名やメイカーが分かりづらいことだ(というか、この商品の商品名は何だ?)カテゴリ等で絞っていく時に現れづらい気がする。

iPad 画面保護フィルム

iPad 2012年発売モデル 保護フィルム エアーレス加工 マット TB-A12FLA
ELECOM
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 第4世代のiPadが出た頃に、型落ちの「新しいiPad」(第3世代)を購入。iPad用のケースと併せて画面保護用のフィルムを購入。新しいモデルが出たこともあり、「新しいiPad 2012年モデル対応」とか「iPad2 2011年モデル対応」とかのシールが貼ってあった。客の混乱を避けるための配慮だろうが、正直、どの程度効果があるかは微妙だ。名前は紛らわしいし、いちいちどの商品が何年に発売されたかなんて把握してない。この辺のネーミングはどうにかして欲しい。

 この製品の性能としては、正直限界なのだろうと思う。これまでにも(3)DSやPSP、スマートフォンなど、保護フィルム貼りはそれなりにやっているが、これはムリ。何がムリかって、iPadがでか過ぎる。このサイズのものをきちんと貼るのはあきらめるほかない。まっすぐに貼れずに、端だけ付けてははがし、という作業を2度3度やれば、当然ホコリは入るし気泡も入る。

 もういっそのこと、出荷段階で商品に貼付けておくか、さもなければ貼らずにおくか。幸い、最近はガラス自体の強度があがり傷つきにくくなっているようなので、そちらの方向に行くよう期待する。

3DS/DSカード用ケース『ダブルカードケース6』

3DS/DSカード用ケース『ダブルカードケース6』
ゲームテック GAMETECH
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 3DS/DSとSDカードの収納ケース。合計6枚まで。

 3DS本体の収納ケースにカード収納スペースが付いていないため購入。機能、価格面での不満は無し。必要十分だと思う。片面に3枚の両面で計6枚収納だが、個人的には厚さ半分くらいで3枚収納という選択肢が欲しかった。そんなに取っ替え引っ替え、色々やるわけでもないので、普段持ち歩くには6枚もいらない。あくまで裸のままのソフトを持ち歩かずすめばいいので。ただ、製品としては満点の出来だろう。

私立霧舎学園ミステリ白書 一月は合格祈願×(と)恋愛成就=(そして)日常の謎

私立霧舎学園ミステリ白書 一月は合格祈願×(と)恋愛成就=(そして)日常の謎
霧舎巧
講談社
講談社ノベルス キG-17
2013年2月 第1刷発行
ISBN: 978-4-06-182839-1
C0293
193ページ
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 シリーズ10作目。全作『12月〜』から3年ちょっとぶり。

 今作のテーマは「日常の謎」ということで、小さめの事件がポツポツと続く。この辺りしょうがないと言えばしょうがないのだが、どうしても「本格ミステリ」としては物足りなさを感じる。むしろ今作は、シリーズに関わる情報の示唆、が今後を考える上でポイントかもしれない。

 作品の出来とはまた違う話だが、刊行ペースをもう少しなんとかしてもらいたい。ライトノベルのように、2ヶ月、3ヶ月に1冊ずつとまでは言わないが、全作から3年強間が空いていると、登場人物も細かい設定も覚えていないし、作中で時間が1ヶ月しか経過していない以上、どうにもズレを感じてしまう。もう一方の「開かずの扉研究会」のシリーズも随分半端なところで切れたままだが、こちらも面白かっただけに、ぜひ完結させて欲しい。

つぶやきのクリーム The cream of the notes

つぶやきのクリーム The cream of the notes
森博嗣
講談社
2011年9月15日 第1刷発行
ISBN: 978-4-06-217228-8
C0095
223ページ
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 単行本が2011年の9月で、文庫が1年後の2012年の9月。おまけにKindle版もあり、単行本で読んだものをしばらく放っておいたら、何やら随分なペースで話が進んでいる。大分前から森博嗣が言っているが、本なんてものは読む側が好きな形状を選べれば良いので、そういう意味では漸く望ましい状態に近づいて来たのかもしれない。

 知らない人にとっては、何だと感じるだろう。逆に、知っている人にとっては、この上なく自然で、微笑ましくも感じられる。本書、あるいは他社の同系統のエッセイで述べられている内容は、過去のブログやエッセイ等で繰り返し書かれて来たものと変わりはない。それをもう一度繰り返し、おまけに今度はわざわざ解説まで付けている。自分のように以前から好んで森博嗣を読んでいる人間にとっては、こう定期的にその考えに触れること自体に価値があると言えるし、一方で何も感じない人間もいるだろう。座禅を組んで瞑想するとか、一旦リセットするとか、そういうのに近い感じだろうか。

ジグβは神ですか JIg β knows Heaven

ジグβは神ですか Jig β knows Heaven
森博嗣
講談社
講談社ノベルス モF-47
2012年11月 第1刷発行
ISBN: 978-4-06-182856-8
C0293
350ページ
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 シリーズ8作目。

 『α』のノベルス版が2008年の9月で、文庫版が2012年の12月に出ているので、約4年ぶりのシリーズ新巻。読んでいるこちらとしては、それほど間が空いたという印象はあまりないのだが、物語の登場人物たちが年を取り、学生が就職していたりするのを読むと、ああ、そんなに経ったのかと感じさせる。

 初期のS&Mシリーズを除けば、割とコンパクトな森博嗣の作品のなかでも、このXシリーズはどちらかというと、淡白に感じるが、その中では今回の『β』が一番好きかもしれない。これまでよりも更に踏み込んだと言えるし、また、これまでの伏線もいくつか回収しているし、全体の見通しが良くなったように思う。たぶんその辺りも計算してのことだろうが、ぜひ続けて欲しい。