2013年9月25日水曜日

君に、世界との戦い方を教えよう 「グローバル時代の覇者を目指す教育」の最前線から

君に、世界との戦い方を教えよう 「グローバル時代の覇者を目指す教育」の最前線から
田村耕太郎
講談社
講談社ビジネスブック
2013年3月 第1刷発行
ISBN: 978-4-06-295207-1
C0036
237ページ
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 いろいろな教育の実践例を集めたケーススタディとしては、面白いと思う。それぞれ話として面白く読めるし、海外は勿論のこと、日本国内の教育についても当然知らない話はあるし、そういった話題に触れるというのも、いろいろと考えさせられる部分もあり興味深い内容だと思う。

 ただその一方で、本書の内容に賛成するかといえば、全面的に賛同するのは無理かな、という印象を受ける。教育が様々な点において重要である事には同意できるが、このレベルの、世界トップレベルの教育を必要とする人間がどの程度いるのか、また、そのためのコストはどうするのかなど、を考えていくとやはりごく一部に対して当てはまる話だと思う。また、そもそもの違和感として、世界と「戦う」という認識、前提で考えるというのも、 どうかと思ってしまう。

 たとえば、日本人が英語の使用が苦手なのにもそれはそれで理由があるだろうし、諸外国で英語で教育がなされている理由もやはりある。そういった背景事情を踏まえた上で考えていく必要があると思う。全体的に、こうあるべきだ、という部分と、今現在こうである、という部分の乖離が気になる。

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