マルコ・イアコボーニ
塩原通緒 訳
早川書房
ハヤカワ新書juice002
2009年5月20日 初版印刷 /2009年5月25日 初版発行
ISBN:978-4-15-320002-9 C0245
363ページ
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Mirroring People: The New Science of How We Connect with Others
by Marco Iacoboni
2008
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ニューロンや或いはシナプス、といった話は少しは聞いたことがあって知っているつもりだったが、今回のミラーニューロンについては、まったく初めて聞く話題だった。読んでみての印象は、面白かったということと、そして、思っていた以上に歯応えがあるように感じたということだ。
ハヤカワ新書juiceの第1回の配本ということもあり、出来のいい作品を持ってきたということも勿論あると思うが、それでも質は高いと思う。通常のいわゆる新書よりも、サイズも大きくページ数も多いが、1、2時間で簡単に読むことが出来るものと違って、やはり、それなりに難しくもあった。特に、図表が少ない(というか殆どない、ほんの数点ほど)ことや、いきなりミラーニューロンの発見の話が始まり、そもそもミラーニューロンがどういうものなのかわからないまま話が進んでいったりと、最初のうちは特に難しく感じた。
また、同時期に紀伊国屋書店から出た「ミラーニューロン
それに比べると、本書は、一般のレベルの読者向けに書いてあるようで、読んでみて明快な説明だったと思う。感じとしては、同じく早川書房の「予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
新書としてみた場合、この1365円という価格は確かに高いと思うが、ミラーニューロンという非常に新しいテーマで日本語の文献が(前述の書籍を除いて)殆ど、特に一般向けの書籍がないこと、また、本書の内容を考えた場合、この値段はむしろ安いと思う。
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