2010年2月12日金曜日

放課後の魔術師(=メイガス) 6ミスティック・トリップ

放課後の魔術師(=メイガス) 6ミスティック・トリップ
土屋つかさ
角川書店
角川スニーカー文庫 S 208-6
平成22年1月1日 初版発行
ISBN:978-4-04-474006-1 C0193
293ページ
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シリーズ6冊目。

1巻を読んだときは、節毎に細かく視点が変わり、それを上手く使っているという印象があったが、その辺りの特徴もまだ勿論あるものの、当初ほどの印象を受けなく、割と普通のことに感じる。この小説の場合は、主な登場人物が高校生の年代で、また、学校(と学校行事)が主な舞台ということも有り、他の作品との差別化というのが、段々と感じられなくなってきているように思う。

今回は、修学旅行先のイギリスが舞台だが、正直イギリスである必然性はあまり感じられない。折角舞台を移したのだから、もう少しそれを使う手も有りだと思う。また、今回はこのシリーズでは初めてだが、1巻では完結せずに次巻に続く展開となっている。ラストの方では、割とベタな展開もあったりしたが、ぜひ(良い意味で)予想を裏切ってもらいたい。

この何冊かで、当初の対鴉(=ノックス)という構図は既に崩れつつあったが、この巻でそれが決定的になった感がある。局面としては、もう終盤と思わせるようなところもあるが、ぜひもう一山欲しいところだと思う。

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