ミスマルカ興国物語VI
林トモアキ
角川書店
角川スニーカー文庫 S 150-25
平成22年1月1日 初版発行
ISBN:978-4-04-426621-9 C0193
319ページ
----------
----------
シリーズ6巻目。
連作短編集のような形。作者もあとがきで認めているように、きちんと短編集になっているというよりは、あくまで短編風という感じ。また、裏表紙の説明書きにあるような、老獪な王との対決という話ではない。勿論、それに近い場面はあるが、件の王が出てくるのは中盤以降だし、その点では、ちょっとミスリーディングな説明だと思う。
そもそも、この巻の位置付けとしては、対帝国、あるいは紋章集めの空白を埋める、物語の補完といった要素と、そして、そのための布石としての対神殿教団という構図。その点でも、物語の鍵になるような重要なエピソードもいくつか見られるので、それなりに意味のある巻かと思う。
その他、今回は直接は関係ないが、この物語の世界観と、時折見られる、「古代文明」の科学というのは、ちょっとオーバーテクノロジー過ぎると思う。違和感がありすぎ。
0 件のコメント:
コメントを投稿