探偵を捜せ!
パット・マガー
井上一夫 訳
東京創元社
創元推理文庫 164-1
1961年3月10日 初版 /1986年5月9日 19版
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Catch Me If You Can
by Pat McGerr
1948
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やはりこれに関して言えば、アイディアで勝負ありという感じか。通常の探偵が犯人を捜すというのを逆手にとり、犯人が探偵を捜す、という状況を作り出した時点で、もう決まり、後はそれをどう料理するか、という問題だ。
登場人物の行動、考え方や、あるいは犯人対探偵?の対決のシーンなど、細かいところについて見ていけば、気になるところはかなりあるが、それでもこの1冊は、読む意味のある本だと思う。
1点あげるとすれば、なんと言うか、各人物のセリフがイマイチというか、不自然に思える。それは単に翻訳された当時と、今の言葉遣いの違いと言えばそれまでだが、或いは翻訳し直す、というのも有りかと思う(多分、やらないと思うが)。
今回読んだのは、例によって図書館の本なので、Amazonに乗っているのとはジャケットが違っている。雰囲気が違いすぎる、というか、前のは少し不気味すぎる。これだと,本屋で見かけても、なかなか手に取って買おうとは思わないと思う。
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